MacBookでJavaを利用するためにJDKをインストールし、設定確認まで行います。
※今回はHomebrewでインストールしていきます。
手順1 Homebrewを使用してJDKをインストールします。
MacBook標準搭載のターミナルに以下のコマンドを入力します。
$ brew install --cask adoptopenjdk/openjdk/adoptopenjdk8
手順2 JAVA_HOMEの設定
システムが適切なJava実行環境を利用できるようにするため、JAVA_HOMEを設定します。
まず以下のコマンドでインストールしたJDKのパスを確認します。
$ /usr/libexec/java_home -V
※この際、出力されたパスにJavaAppletPluginという文言がある場合、それはWebブラウザ用のプラグインで通常の開発環境で利用するためのJDKとは異なります
出力されたパスがJDKのものであることを確認したら、そのパスを使って.zshrcにJAVA_HOMEを設定します。
※.zshrcは隠しファイルのため、lsコマンドに「-a」を追加することで確認できます。
では、ホームディレクトリから以下のコマンドを入力します。
$ nano ~/.zshrc
.zshrcが開けたら、以下のように、JAVA_HOME を正しいJDKのパスに設定します。
※ ***の部分に先ほど確認したJDKのパスを設定します。
export JAVA_HOME=***
export PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH
設定を保存しファイルを閉じた後、ターミナルに以下のコマンドを入力します。
$ source ~/.zshrc
手順3 最終確認
ターミナルで以下のコマンドを入力し、JAVA_HOME が正しく設定されたか確認します。
正しくパスが表示されればOKです。
$ echo $JAVA_HOME
最後にJavaのバージョンを確認しておきましょう。
$ java -version
ここまでの手順で、JDKが正しくインストールされ、環境変数も設定されました。