WebArena Indigo及びKagoyaのRockyLinux8のVPSサーバを環境設定する機会を得た。WebArena IndigoはRockyLinux8.4、KagoyaはRockyLinux8.5だった。バージョンの違いのためであるかはわからないが、両者に微妙な違いがあった。設定方法を書き残しておく。
WebArena Indigoについては、CentOS7、RockyLinux8、Ubuntu20.04LTS(一部まで)の3種類のOSでの環境設定を下記から始まるスレッドに記載してある。
https://qiita.com/naga_kt/items/0dd2f2e80bfd7a4666f8
コントロールパネルでの設定【WebArena Indigoの場合】
設定は以下に従ってやっていく。
コントロールパネルにログインする(Indigo)
https://help.arena.ne.jp/hc/ja/articles/360050605513/
SSH鍵を作成する(Indigo)
https://help.arena.ne.jp/hc/ja/articles/360049805674/
インスタンスを作成する(Indigo)
https://help.arena.ne.jp/hc/ja/articles/360049806534/
ここでOSを選ぶようになる。
SSH接続でインスタンスにログインする(Indigo)
https://help.arena.ne.jp/hc/ja/articles/360049807634/
ここにログインするために必要な情報は書いてある。
ホスト名:作成したインスタンスのIPアドレス
パスフレーズ:空白
ポート:22
鍵:SSH鍵の秘密鍵(private_key.txt)
インスタンスのIPアドレスの確認方法:
[インスタンス管理]→[インスタンス]に移動し、作成したインスタンス名のIPアドレスの欄を確認してください。
ユーザ名:、rocky
しかし、ログインするための具体的な手順はサポート外ということで書いてない。
コントロールパネルでの設定【Kagoyaの場合】
設定は以下に従ってやっていく。
ログイン用認証キー作成
https://support.kagoya.jp/vps/manual/index.php?action=artikel&cat=15&id=1&artlang=ja
インスタンス作成(Linux OS)
https://support.kagoya.jp/vps/manual/index.php?action=artikel&cat=16&id=55&artlang=ja
ここでOSを選ぶようになる。
SSH接続の設定
https://support.kagoya.jp/vps/manual/index.php?action=artikel&cat=25&id=9&artlang=ja
Tera Term の設定方法
https://support.kagoya.jp/vps/manual/index.php?action=artikel&cat=26&id=11&artlang=ja
ホスト名:作成したインスタンスのIPアドレス
パスフレーズ:空白
ポート:22
鍵:SSH鍵の秘密鍵(ダウンロードした名前.key)
ユーザ名:、root
TeraTermでの設定
PC上でTeraTermを用いて以下の方法でログインできるようにした。
1.TeraTermを起動して最初に表示される「新しい接続」の画面で「Cancel」をクリックする。
2.ツールメニューの [設定(S)] から [SSH認証(A)] を選ぶ。
3.「SSH認証設定」画面で、[User name] にWebArena Indigoの場合は「rocky」、Kagoyaの場合は「root」を入力し、[Use RSA/DSA...] にチェックを入れ、ダウンロードした秘密鍵を指定する。「OK」をクリックする。
4.TeraTermのツールメニュー [ファイル(F)] から [新しい接続(N)] を選ぶ。起動した「新しい接続」画面で、ホスト(T)にIPアドレス、TCPポート#(P)に22を入れる。「OK」をクリックする。
5.「SSH認証」画面で「OK」をクリックする。
6.TeraTermがWebArena Indigoの
/home/centos
に接続できる。
7.TeraTermのツールメニュー [設定(S)] から [設定の保存(S)] を選んで、設定を保存しておく。
RockyLinux8 vps環境設定2) ユーザ追加
https://qiita.com/naga_kt/items/4b5cd8b37ef66018cec6
に続く。