この記事のポイント
- nvidiaドライバをGUIで入れようとする
- CUDAインストールオプションを気にする
nvidiaドライバのインストール
Ubuntuデスクトップの左下「アプリケーション一覧」から「追加のドライバ」を開く
少し時間がかかって無事にグラボが認識されてたらnvidiaドライバを選択できる.
(候補が見えてるのに灰色で選択できない場合はNouveauの無効化が必要なのかも?)
特にこだわりなければ,一番新しそうなバージョンのドライバを選択する.
suffixは無印が良いかと(つまり-serverや-oepnではないやつ)
適用をクリック→再起動をクリック
コンソールで
nvidia-smi
が叩ければOK
CUDAのインストール
やりかた
このサイトから自分の環境を選択していく(普通のPCならArchitectureはx86_64
, Installer Typeはdeb(network)
を選択).
そして
Base Installer
に書かれているコマンドを実行していくのだが…
ポイント
この文を読んでhere
をクリックした人は情報収集が上手!できなかった人はもう少し慎重になりましょう.
自分が参考にした記事ではsudo apt install cuda-<version>
とするのが多いが,
上記リンクを読むと,実はすでにドライバを入れている場合は
sudo apt install cuda-toolkit-<version>-<minor version>
で良いことがわかる.
(注記)
何もドライバを上書きしてもいいのだが,後にapt update && apt upgrade
したときにnvidiaドライバが勝手に変わり,cudaが宙ぶらりんになる(apt autoremove出来るみたいなメッセージが出る)事案があったので,このインストール方法をお勧めしたい.
バージョンに関しては,特に理由が無ければminor versionまで指定して固定するのが安定と感じた.
バージョンの上限はnvidia-smi
で右上に表示されるCUDAバージョン,
下限はapt install
の候補で出てくるもの(apt install cuda-toolkit-
でタブ二回押して出る奴).
Post Installation
~/.bashrcの末尾に以下を追加する.
export PATH="/usr/local/cuda/bin:$PATH"
export LD_LIBRARY_PATH="/usr/local/cuda/lib64:$LD_LIBRARY_PATH"
公式を覗くと,cuda-<version>-<minor version>
を指定しているが,cuda->cuda-<version>-<minor version>のシンボリックリンクが生成されているので上記ができる
(ということは複数のCUDAバージョンをインストールしておいて切り替えられるのかしら?)
確認
ターミナルを起動し直すかsource ~/.bashrc
した後
nvcc -V
でバージョン確認できればOK.
参考