はじめまして、こんにちは。
元エンジニアで今はマーケターをやっています。
今回は、googleさんが検索結果でいろいろやっていたので、その中で強調スニペットに載るためにやったことについて共有します。
技術的な話は全然出てきませんが、Web運営をしているなら知っておいて損はないと思いますので、よかったら最後まで見てください。
アジェンダ
- google検索結果の強調スニペットとは?
- なぜ強調スニペットを狙うことにしたのか?
- 強調スニペット対策について調べた
- 実際にやったこと
- 結果どうなったか?
- おわりに
1. google検索の強調スニペットとは?
簡単に説明すると…
google検索結果でかなり目立っているやつです。
1位よりも目立ってますね!
みなさん強調スニペット見たことあるんじゃないでしょうか?
もう少し詳しく見ると…
googleさんは強調スニペットをこう説明しています。
Google では、ユーザーの質問に対する回答がページに含まれていることをプログラムで判断し、その結果を強調スニペットとして表示します。
検索結果での強調スニペット – Search Console ヘルプ
つまり、質問と捉えられる検索KWの検索結果に対して強調スニペットが表示されています。
2. なぜ強調スニペットを狙うことにしたのか?
他社が強調スニペットに…!
「留学くらべ〜る」というサイトの担当なんですが、主要なKWでgoogle検索を見ると、他社のサイトが強調スニペットで出ていたんです。
しかし、他の国では強調スニペットは表示されていませんでした。
他国の検索KWの例
- カナダ留学 費用
- ニュージーランド留学 費用
そこで私は考えました。
他国のKWで強調スニペットいけるのでは!?
さいわい留学くらべ〜るには、各国の費用に関するコンテンツがあったので、0からコンテンツを作成するという状態ではありませんでした。
※もともと費用KWで流入を狙っていたため。
3. 強調スニペット対策について調べた
強調スニペットに表示されるには何をしたらいいの?
表示を狙うとは言ったものの、どうやったら出るか分からなかったので調べました。
強調スニペットについて調べたこと
- 目立つやつは何て言うのか?
- 強調スニペットとは?
- いろんなKWでどんな風に表示されているのか
- 社内で1番SEOについて詳しい人に聞いてみる
強調スニペットの名称自体も知らなかったので、そもそものところから調べました。
調べてわかったこと
- 強調・リッチスニペット(参考)、ナレッジグラフ(参考)の違い
- すでに検索順位で上位(10位以内)の検索KWは表示されやすい
- h1やh2、h3などhタグの見出しに工夫が必要
- ユーザーの検索KWをそのまま入れる:「○○とは」
- 検索KWの回答だとわかる見出しにする:「○○の内訳」
- 見出しのすぐ下に回答を簡潔に表示する
- テキストなら100文字程度
- 表組みやリスト表示はgoogleが理解しやすいから良い
- 回答の近くに画像を入れる(※altで画像の説明が必要)
- どうしたら表示されるか結局分からないから、競合をマネる!
これって、結局はユーザにとってコンテンツが読みやすく・見やすくなることに繋がりますね。
4. 実際にやったこと
- 強調スニペットを狙う検索KW探し
- すでに強調スニペットが出ているものに近い検索KW
- 「費用」や「とは」を付けて調べられている検索KW
- 見出しhタグの変更
- 見出しを検索KWに近づけた
- 回答の見出しも追加した
- 本文のリライト
- 見出しの下に表組みを入れた
変更後
5. 結果どうなったか?
みごと複数KWで強調スニペットが出ました!
「カナダ 留学 費用」
#### 「ニュージーランド 留学 費用」数字はどうかわった?
CTRが2.79%から4.62%へ**165.6%**に!
あきらかにCTRが向上しました!
検索順位1位より目立ってますからね(笑)
6. おわりに
実は、この施策は1年近く前にやったことですが、現時点で大きく変わってはいないので参考になるかなと思います。
1年経った今でも強調スニペットで表示されていたりするので。
ただ、他社やWikipediaが強調スニペットで出ている場合、なかなか入れ替わらない場合があります。
そこはサイト自体の評価が問題だったりしますので、気長に待つしかないです。頑張りましょう…。
長くなりましたが、以上で『google検索結果の強調スニペットに表示されるためにやったこと&結果』を終わります。