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SubGitでSubversionからGitへ移行

Last updated at Posted at 2016-03-17

以前に、逆パターンの記事を書いたのですが、SubGitの日本語情報もあまりないので、この通常パターンについてもとりあげます。

SubGitのpricingをみると、subversion(svn)からgitへの移行(import)については、無料で使用でき、特に制限もありません。移行のための選択肢に十分になりうるでしょう。

SubGitのサイトにはgit-svnとの比較ページもあります。Gitに移行するにあたって、情報が落ちない、時間がかからないなどの利点をあげています。

手順

SubGitのインストール

java7以上が必要です。yumなど最新のjavaをインストールします。

公式サイトからダウンロードして、その中にあるbin/subgitにパスを通せばOKです。面倒ならパスを通さずに、そこを直接見にいくので可です。

Subversionからインポート

このケースはそのためのコマンドが用意されているので簡単です。
/var/www/svnにリポジトリがあるとします。

$ subgit import --svn-url file:///var/www/svn/[repo_name]

上記で、[repo_name].gitという、gitのベアリポジトリが、subversionのリビジョンを引き継いで作成されます。リビジョンが1000くらいあっても、数分で終わりました。

subversionリポジトリが、Redmineなどの別サーバにある場合は、下記のようになります。

$ subgit import --svn-url https://[redmine_server]/svn/[repo_name]

あとは、できあがったベアリポジトリで運用するか、その内容をGitHubなどのホスティングサービスに移行するだけです。

SubGitのサイトではGitHubへの移行の仕方がでています。
こちらではSubGitでsvnリポジトリと同期するgitリポジトリをつくり、そのgitリポジトリのリモートにGitHub上のリポジトリを追加するという手順です。

移行するための微調整(subversionのレイアウトが通常と違うなど)の設定は公式サイトにあります。
https://subgit.com/import-book.html

他の移行ツール

参考サイト

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