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Claude DesktopからAWS MCPサーバ経由でAWS公式ドキュメントを検索してみた

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はじめに

  • 正直MCPサーバがよくわかっていない状態で、見よう見まねでやってみた
  • Claude Desktopは有料版ではなく、無償版の範囲で利用
  • Windowの端末から構築した際の手順を整理

参照

AWS Documentation MCP Server

環境

  • Windows 11
  • Claude for Windows
    • 「Windows」ボタンの方
    • 「Windows (arm64)」はARM64アーキテクチャ向けの特殊なバージョンで、Surface ProやWindows on ARMデバイスなど特定のハードウェア向け

事前準備

Python のインストール(推奨:Python 3.10 以降

  • 公式サイトにアクセス
  • 最新の Windows Installer (64-bit) をダウンロード
  • インストーラーを起動し、「Add Python to PATH」にチェックしてから「Install Now」をクリック
  • インストール完了後、以下を実行して確認
python --version

uv のインストール(Python モジュール実行環境)

  • AstralまたはGitHubのREADMEuvからインストールす
  • インストール完了後、以下を実行して確認
uv --version

※古いPythonはアンインストール
※パスが通っていないとバージョンが表記されない

環境構築手順

1. Claude Desktop設定ファイルにMCPサーバー情報を追記

  • ハンバーガーマーク > ファイル > 設定
    image.png

  • 開発者 > 構成を編集
    image.png

  • エクスプローラー(C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Claude)が展開されるので、claude_desktop_config.jsonを開く

  • 以下のように編集して保存

{
  "mcpServers": {
    "awslabs.aws-documentation-mcp-server": {
      "command": "uvx",
      "args": ["--from", "awslabs-aws-documentation-mcp-server", "awslabs.aws-documentation-mcp-server.exe"],
      "env": {
        "FASTMCP_LOG_LEVEL": "ERROR",
      },
      "disabled": false,
      "autoApprove": []
    }
  }
}
  • 設定変更の反映(Claude for Desktopの設定ファイルを編集した後、変更反映されないことがある)の為以下の手順で終了させる
  • ハンバーガーマーク > ファイル > 終了
    image.png

Claude Desktop起動

  • Claude Desktop起動し、ハンマーマークが表示されていたら成功!
    image.png

MCPサーバに接続できているか試してみる

  • 「S3 バケットの命名ルールに関するドキュメントを参照してください。ソースを引用してください。」を入力

  • ↑これは、awslabsが公開しているAWSドキュメントMCPサーバに記載の文章をそのまま
    image.png

  • 以下のような画面が表示されるのでどちらかの許可を押下し、ツール利用を許可する

image.png

  • AWS公式ドキュメントからの最終的な出力結果を待って完了となる

  • ※もし拒否するとAWS公式ドキュメントに接続せず、通常のClaudeの機能として回答をする
    image.png
    image.png

さいごに

  • 作成してみて、形となってMCPサーバを理解したところがある
  • ツールの[許可][拒否]の箇所で切り替える事ができ、出力の差を確認することができた
  • 本ツールを活用することで、AWS公式ドキュメントからの回答を取得できるので安心感あり
  • Claude Desktopは無償版を利用していることもあり、長文や大きなファイルの入力・出力は制限されることもある
  • AWS MCPからは他にも複数のMCPサーバーが提供されているので、作成してみたい
  • 本環境に、他のサービスを追加することで以下のMCP連携のイメージ図に近づく
    image.png
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