今回は難産な割にやることはシンプルでした。
およそ12時間は調べていたと思います。
今回の問題は、おそらくv3.6固有のものです。
Box2dをいじっていて、どうにもDebugDrawのエラーから逃れられないので(box2d自体は動く)、
資料も多いv3系に移行してしまおうと思い、バージョン移行にとりかかりました。
で、今回は主にv3.6の環境構築の方法です。
v3系はv2系とごっそり内容が変わっているので、プロジェクトをそのまま
持ってくることはできません。
ソースコードもCCのprefixが取れていますし、ビルド環境も、フォルダ構成から
プロジェクトの構築方法まで変わっています。
ですので、1からやることになります。
まずインストール自体は、以下のページを参考にしました(ありがとうございます)。
Cocos2d-x 3.4 Windows開発環境のセットアップ | cretia studio
http://studio.cretia.net/blog/185
Cocos2d-x v3.2の開発環境を作ってみた
http://www.mnemonic.jp/shimodai/post-453/
注意点と言えば、
ANT_ROOTがantのインストールフォルダ直下ではなく/binだということくらいです。
私がインストール後に遭遇した不具合はeclipseにおいて、
- ビルドができない(ビルドコマンドでなにも反応がない)
- runするとビルドせずにすぐにエミュレータ起動にいく(もちろんエラーになる)
でした。
で、この不具合をどうやって回避するかを結論から言うと、
- v.3.5_tizenをダウンロードしてきて、
\cocos2d-x-3.5_tizen\templates\cpp-template-default\proj.android
の中にある、
.project
.cproject
を、
\プロジェクト名\proj.android
に上書きコピーします。
そうすると無事ビルドできるようになります。
参考まで。
Good luck!
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追記:
3.6環境ですが、2つのファイルをコピーしただけでは不完全のようです。
新しい記事を参考にしてください(結果的に3.6環境は使っていません)。
Xcode6 - cocos2dx:unable to open executable - Qiita
http://qiita.com/n2labo/items/caea30e45d56ead30bfb