導入
今回は、Claude for DesktopにてGithub MCP Serverを設定していきます。
Remote or Local
現在、Github MCP Serverには、Remote/Localの2種類、MCPサーバーが用意されています。
Remote ServerはOAuth認証のみで簡単にセットアップが可能なので、すぐに始めたい方やメンテナンス等を自分でしたくない方はRemoteサーバーを選ぶほうがいいかもしれません。
今回は、ローカルMCPを連携していきます。
Remote GitHub MCP ServerについてはPreview版の提供(2025年8月現在)
となっているため、今後APIや認証仕様が変更される可能性があります。
また、MCPホストがRemote Serverに対応していない場合もあります。
個人アクセストークンの取得
Githubにログインして以下の手順で個人アクセストークンを取得します。
トークン取得画面に移動
プロフィールアイコン -> Settings -> Developer settings
-> Personal access tokens -> Tokens(classic)
Generate new tokens (classic) をクリックします。
各種設定
Note: トークンの名前(メモ)
Expiration: 有効期限
Select scopes: トークンに対して許可する権限
有効期限、権限については、必要最低限の設定が推奨されます。
トークン生成
Generate token
をクリックしてトークンを生成します。
生成されたトークンはコピーして安全な場所に保管して下さい。
トークンは公開しないようにしてください。
万が一、トークンが漏洩した場合、無効 -> 再発行をしてください。
MCPサーバーの設定
Claude Desktopの設定ファイルを以下のように編集します。
{
"mcpServers": {
"github": {
"command": "npx",
"args": [
"-y",
"@modelcontextprotocol/server-github"
],
"env": {
"GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN": "ghp_your_token_here"
}
}
}
}
上記の例では、Github MCPをのみを連携する内容です。
すでに連携しているMCPがある場合は、,で区切って、mcpServersの子要素として追加してください。
Node.jsの環境が必要です。
チャットのした部分にある検索とツール > githubに以下のようなツールが表示されていれば成功です。
使用例
リポジトリの取得
PATを使用してプライベートリポジトリも取得ができています。
Issueラベルの取得
設定している色の取得もできました。
Issueの作成
まとめ
残念ながら、無料版では、すぐにチャットの文字数上限に引っかかってしまいます。
ただ、MCPを利用した環境を試すことができるのはとても有意義で、
有料版の利用も検討したいと思いました。
うまく活用して、個人開発等も効率化していきたいです。
参考