はじめに
今回はdnf
コマンド実行時のプロキシ設定方法について備忘も兼ねてまとめます。
結論
/etc/dnf/dnf.conf
:設定ファイル にプロキシ設定を加える
※yumの場合は/etc/yum.conf
proxy=http://[プロキシhost]:[ポート]
設定例
[cloudshell-user@ip-X-X-X-X ~]$ cat /etc/dnf/dnf.conf
# see `man dnf.conf` for defaults and possible options
[main]
gpgcheck=True
installonly_limit=3
clean_requirements_on_remove=True
best=False
skip_if_unavailable=True
timeout=10
proxy=http://proxy.jp:8080
以下の環境変数を使った設定では、dnfコマンド実行時にプロキシ設定が適用されません。
export http_proxy=http://proxy:port/
export https_proxy=http://proxy:port/
※/etc/dnf/dnf.conf
の設定ファイルの内容で実行されるため
今回まとめようと思った経緯
AWSのCloudShellを使ってtracerouteを実行仕様としたところコマンドがインストールされておりませんでした。
エラー
-bash: traceroute: command not found
インストールコマンドを実行しましたが、NWの経路が無かったりと前提条件を満たしていなかったのでプロキシを利用することに。
インストールコマンド
sudo dnf install -y traceroute
「どこにプロキシ設定すれば良いんだよ!」と詰まってしまったので備忘も兼ねて以上です。
参考資料