記事の内容
2025/6/1時点:
AWS マネジメントコンソールから Route 53 を使ってドメイン取得を行う手順を記載する。
ドメインを取得し、WHOISで登録情報の確認まで。
ドメイン取得前の注意事項
インターネット向けのドメイン名(パブリックドメイン)は、
ICANN の仕組みで世界に一つだけの識別子として管理されます。
Route 53 で登録する場合は、ドメイン登録料とホストゾーン料金が別途発生します。
- 料金確認
- ドメインの取得と保持、更新には料金が発生する
- AWS においてはドメイン登録料 / 更新料 、ホストゾーンに対する課金が発生する
- 料金 - Amazon Route 53 | AWS
- 新しいドメインの登録 - Amazon Route 53
-
Amazon Route 53 のドメイン登録料金
※ファイル名は2014ですが2025年の料金
Important: starting on July 1, 2025, we will update prices for new domain registrations, renewals,
and transfers for the Top-Level Domains (TLDs) listed in Table 1. Prices for TLDs and operations
not included in Table 1 will remain as shown in Table 2. - 契約と返金ポリシー、更新・解約フローの確認する
- 最新の料金を確認する!
- WHOISプライバシー
- パブリックのドメインはインターネットに公開される
※AWS ではプライバシー保護を有効化可能であるが、最新情報を確認する
TLDによってはプライバシー保護の有効化対象外の場合があります。
→ 実際の公開情報(2025/6月時点)も本記事で記載します
- パブリックのドメインはインターネットに公開される
- 商標・社名との衝突回避
- 既存企業に類似するとトラブルに発展する可能性があるため注意
ドメイン取得手順
2025/6/1時点:以下を基本のフローとして実施
Route 53 ドメイン登録画面へ遷移
以下のいずれかのパターンからドメイン登録画面へ遷移する
1.取得するドメインの利用確認/選択
希望するドメインが利用可能か確認する
以下は利用不可のパターン:類似の使用可能ドメインをピックアップしてくれる
今回は検証のためにほかのドメインレジストラの情報も確認する
取得可能であることを確認
2.取得するドメインの料金オプションの選択
3.連絡先情報の入力
以下の連絡先を入力
※スクショ撮り忘れであるが、
登録者情報だけ入力して他も同じ設定でも場合によっては可能
- 登録者
- 管理者
- 技術者
- 請求に関する連絡先
WHOIS情報(インターネット)に登録情報を公開しない場合は、
プライバシー保護を有効化すること
※TLD名によっては不可
4.リクエストの送信
ドメイン取得のリクエストを送信し、ステータスが進行中であることを確認する
Amazon Registrarのサインアップ確認のメールを受信
5.ドメインの登録確認
ほかのレジストラでは該当のドメインが取得できないことを確認
今回TLD名:.com
で取得したため、.com
が取得不可であること
プライバシー保護を有効化のため
WHOIS情報で個人情報が公開されていないことを確認
Route 53 のホストゾーンでパブリックドメインが作成されていること
以上!
今回取得したドメインを利用して他の機能や技術も検証します(^▽^)/