MakeからAzure OpenAIを使ってみようと思ったらAzure OpenAIとAzure AI Foundryという選択肢が出てきたので気になって調べてみました。
Azure OpenAIとAzure AI Foundryって何が違うんだっけ...
うーん分からんから調べてみた。そんな記事です。
Azure AI Foundryって...?
Azure AI Foundry は、エンタープライズ AI 運用、モデル ビルダー、およびアプリケーション開発のための統合プラットフォームを提供します。 この基盤は、運用グレードのインフラストラクチャとわかりやすいインターフェイスを組み合わせて、組織が自信を持って AI アプリケーションを構築して運用できるようにします。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/ai-foundry/what-is-azure-ai-foundry
こんな感じの説明文が公式にはありますが、全然パッとわからんですよね。
調べてみたらAzure AI Foundryは他にもあるAzureのAI関連のサービスを統合するような立ち位置みたいです。
Azure AI Foundry(統合プラットフォーム)
├── Azure OpenAI Service
├── Azure AI Services(旧Cognitive Services)
│ ├── Speech Services(音声認識・合成)
│ ├── Vision Services(画像認識)
│ ├── Language Services(自然言語処理)
│ └── その他のAIサービス
└── 統合管理機能
Azure AIサービス => Azure OpenAI => Azure AI Foundry歴史
時系列でまとめると分かりやすい気がしたので時系列でまとめ
その昔: Azure AIサービス
生成AI周りの話題がある前からAzureのAIサービスという名前のものがあり、自分で画像を学習させてモデルを作ったりとそんなことができるサービス群です。
たぶんこれとかが該当する感じ。
ちょっと前: Azure OpenAI
数年前からChatGPT話題でOpenAIのAPIがAzureの中で使えるようになりましたね。
Azure OpenAIっていう名前でOpenAIのモデルがAzureのサブスクリプションで色々使えます。
モデルのデプロイ画面はこんな感じ
この辺の記事で書いてたようにOpenAIのAPI互換で同じ機能が使えます。
最近: Azure AIサービスとAzure OpenAIってあるけど分かりにくくなってるから統合 => AI Foundry
僕の中での調べた解釈なので間違ってるかもしれませんがたぶんこういうことです。
従来(分散型) → 目指す姿(統合型)
├── Azure OpenAI Service
├── Azure Cognitive Services → Azure AI Foundry
├── Azure Machine Learning (すべてを統合)
├── Azure Bot Service
└── 各種AIツール
2024年11月くらいに管理画面もAzure AI StudioからAzure AI Foundryへリブランドしたっぽい記述もありました。
Azure AI Foundryって言葉は比較的最近聞くようになったなぁという印象です。
ということで "Azure AI Foundry"の中にAzure OpenAIとAzure AIサービスが内包されたという感じの認識だと思われます。
Makeの中で呼び出す時もAzure AI Foundryの中にAzure OpenAIとAzure AIという二つの呼び出しがありました。
まじで分かりにくいね。まぁでも元々二つの系統があったのをまとめにいくのは将来的な分かりやすさは上がりそうです。
あとは統合ってところ以外にも管理機能的なものもAzure AI Foundryには入ってる模様です。
Azure AI Foundryを使っていく流れかも?
ということでまとめていく流れになりそうなので特にこだわりがなければAzure AI Foundryを使いつついくのが良いのかなとも思いました。
Azure OpenAIのAPIをラップしてAzure AI FoundryのAPIがあるような気もするのでレイテンシー気にする場合はAzure OpenAIをそのまま使うのも良さそうです。
ユースケースによっては生成AIを使わずに事前学習したAIモデル(従来のAzure AIサービス)を使った方がコスト的に良い場合などもあるのでケースバイケースかも。
Azure AIサービスという従来のものは統合されるような気配は感じますね。
Azure AI Foundryだと他のモデルも使える
Azure OpenAIだとOpenAIのモデルが利用できますが、Azure AI FoundryからだとDeepSeekなど他社のモデルも選べるようです。利用したいモデルで選ぶのも良いと思います。
- Azure OpenAIのモデルデプロイ
- Azure AI Foundryのモデルデプロイ
DeepSeekとかも使えるの嬉しい
Azure AI Foundryを使う
Azure OpenAIとはプロジェクトの作り方が違う感じでした。Azure OpenAIのトップページではなく、Azure AI Foundryのトップページ( https://ai.azure.com/?tid=テナントID )からプロジェクトを作るみたいです。
Azure OpenAI側でモデルをデプロイしたらAzure AI Foundryでそのまま呼び出せるような気配もありそうですけどパッと見わからなかった...
o4-miniをデプロイしたらエンドポイントがhttps://xxxxxxxxxx-resource.cognitiveservices.azure.com/openai/deployments/o4-mini/chat/completions?api-version=2025-01-01-previewこのようなURLになりました。
MakeのAzure AI FoundryのOpenAIモジュール
Makeの場合だとエンドポイントにhttps://xxxxxxxxxx-resource.cognitiveservices.azure.com/を指定してAPIキーを設定します。
あとはAPIバージョンを指定(ここだと2025-01-01-preview)して、モデルを選択(ここだとo4-mini)します。あとはOpenAIの使い方と同じです。
デプロイしたてのときはエラーになるので5分くらい待ってみましょう。
おまけ: MakeのAzure OpenAIモジュール
Azure OpenAIモジュールもあります。たぶんこれが従来でAzure AI Foundryモジュールは比較的最近できたのだと思います。
https://リソース名.openai.azure.com/というURLがエンドポイントになり、APIキーを設定することで使えます。Azure AI FoundryのOpenAIモジュールとエンドポイントのURLが異なる(今回試したらAI Foundry側はhttps://xxxxxxxxxx-resource.cognitiveservices.azure.comだった)模様なので注意です。
あとは同じような使い方でいけました。
こちらは
gpt-4.1-miniを指定
まとめてLINE Botにしてみる
最後疎通確認くらいでLINE Botに繋いでみました。
"あなたのモデルは?とプロンプトに入れてリクエスト => LINEに結果を送信" という流れです。
結果です。メッセージ上がAzure OpenAIモジュール側、下がAzure AI Foundry OpenAIモジュールの回答です。どっちもGPT-4じゃないのにこう返してくるのはベースが4なのかも?
まとめ
MSの方針流れ的にはAzure AI FoundryのAPIを触っておくのが良さそうな気配を感じました。
OpenAIの標準API互換にもなってそうなのでクライアント側の使い方でベンダーロックインは薄そうです。
Azure OpenAIとかAzure AIサービスとか色々あって分からん問題は時間とともに消えていってAI Foundryに統合されるのかもしれません。
Azure AI Foundryの機能はそんなに掘ってないのでならではの機能で気になったのがまた触ってみたいと思います。













