キャッシュとは
キャッシュとは、ブラウザで一度表示したwebページのデータ（画像やHTMLなど）を保存し、再度そのページを表示する際、保存したデータを取得することで一度目より早く表示される仕組みです。
画像が多いページとかだと表示に時間がかかることがあるので、キャッシュにより表示速度があがると表示を待つ時間が軽減されます。
キャッシュの種類
ブラウザキャッシュ
(Google Chrome、Mozilla Firefoxなどの)ブラウザで、webサイトにアクセスした際の情報を保存し、再度アクセスする際にそのデータを取得することで高速表示化させる機能。
サーバーキャッシュ
アクセスしたサイトデータをサーバーに一時的に保存し、再度アクセス時にサーバーからデータを読み込み、高速表示させる機能。
キャッシュのメリット・デメリット
メリット
表示速度が速くなる
最初でも述べたように、再度同じページにアクセスした際、前回より早く表示されることです。
デメリット
webページの内容が更新された際、即時反映されない場合がある
webページに修正が加わったり、画像が変更されたりしても、キャッシュの持っている古いデータが読み込まれて以前のページが表示されてしまいます。この場合、「スーパーリロード」もしくはキャッシュを削除すれば解決します（後ほど方法を記載）。
キャッシュがたまりすぎると動作が遅くなってしまう
キャッシュもデータなので保存容量があり、あまり溜まりすぎると容量を圧迫して動作が遅くなることがあります。
ブラウザなど遅いと感じたら、キャッシュの影響を受けているかもしれませんのでキャッシュを削除してみるのもありです。
キャッシュのデメリットの対処法
スーパーリロード
「スーパーリロード」とは、ブラウザのキャッシュを無視して強制的にwebページのデータを読み込むもので「フルリロード」「強制再読み込み」ともいいます。
（ちなみに通常のリロードはキャッシュのデータを利用して再読み込みします）
windowsの場合
→Google Chrome / Firefox
Ctrl + Shift + R
Macの場合
→Google Chrome / Firefox
Command + Shift + R
キャッシュの削除
PC版GoogleChromeの場合
画面右上の「Google Chromeの設定」アイコンをクリック。
次に「設定」をクリックする。
左の「プライバシーとセキュリティ」をクリック。
その後右側に表示される「閲覧履歴データの削除」をクリック。
モーダルが表示されるので削除したい期間を選択（画像では1時間以内を選択）。
次に「キャッシュされた画像とファイル」にチェックをいれます。
最後に右下「データを削除」をクリック。
補足
Google Chrome のキャッシュデータはどこにあるのか気になり調べましたが、下記記事が参考になります。