OCIのVMをリージョン感でお引っ越し
検証で利用したいサービスがAshburnリージョンになく、Francfurtリージョンでリリースされていました。
検証用のVMを移行するため、US AshburnリージョンにあるVMをドイツのFrancfurt Regionに引っ越ししたいと思います。
手順
手順は以下の通りです。
1.AshburnのVMのカスタムイメージを作成
2.カスタムイメージをExportしObject Storageに格納
3.FrancfurtにてカスタムイメージをImport
4.ImportしたカスタムイメージからVMを作成
※今回移行するのはBoot Volumeだけです
では行きましょう
1. VMのカスタムイメージを作成
アクション>その他のアクション>カスタム・イメージの作成

数分で完了します。
2.カスタムイメージをExportしObject Storageに格納
できたイメージをエクスポートします
コンピュート>カスタムイメージ>アクション>エクスポート

作成済みのObject Storageバケットがあったのでそこに置きます。
なければバケットを作成してください。
15分ぐらいでExport完了しました。
事前承認済みリクエストを作成
Object Storageのバケット内にあるExportしたファイルを選択し事前承認済みリクエストを作成してください。

作成するとURLが出てくるので控えておきます。
3.FrancfurtにてカスタムイメージをImport
FrancfurtリージョンにてカスタムイメージをImportします
コンピュート>カスタムイメージ

オブジェクトストレージURLに先ほど作成した事前承認済みリクエストで発行されたURLを入力します。
Importも大体15分で完了しました。

4.ImportしたカスタムイメージからVMを作成
あとはVMを作成するだけです
コンピュート・インスタンスの作成>イメージの変更
マイイメージを選択し、カスタムイメージにチェックを入れると先ほどImportしたImageが見えるので選択します。

あとは通常のVMを作成する工程と同じくVCNやssh keyの設定を入れてください。
作成は数分で完了します。
VMにアクセスしてみよう
作成したVMにSSHしてみます。
MacBook-Air .ssh % ssh -i id_rsa opc@XX.XX.XX.XX
Last login: Wed Jul 2 05:07:00 2025 from XX.XX.XX.XX
[opc@swingbench ~]$
アクセスできましたね。
VCN等も新規作成した場合はNW設定にご注意ください。
セキュリティリストでSSHを許可するのとIGWの作成およびルートルールの作成が必要になります。
入っていたDBのベンチマークツール等もとのVMに入っていたものもきちんと移行されているか確認しておきましょう
[opc@swingbench ~]$ cd my_home/software/swingbench/
[opc@swingbench swingbench]$ ls -a
. .. swingbench swingbenchlatest.zip
ありました。
きちんとディレクトリ構造もそのままで移行されています。
まとめ
今回はカスタムイメージのExport/ImportによってVMをアメリカからドイツに引っ越ししました。
引っ越しといってもコピーしただけなので、アメリカのVMはそのまま利用できるので失敗してもやり直しも容易です。
検証したいサービスが利用中のリージョンにないようなケースにおいて、サクッとVMをコピーして環境を作るのに便利だと思います。