こんにちは
ALJの江口と申します。
外出先で長時間の作業をする場合、長時間バッテリーを搭載したノートが便利だが、たまにしか使わないものに費用がかけられない。安価なAndroidタブレットはあるので、AIとobsidianが使えるようにセットアップし、作業してみました。
最近のAndroidは画面分割できるので、左にAI、右にエディタという作業ができます。
屋外で長時間の作業というのは、具体的には待ち時間を潰すためで、テーブルもなかったので、座るつもりで持っていた簡易の椅子をテーブルにして、作業してました。
幸い、マウス機能がついたキーボードだったので、最低限の作業はこなすことができました。
公衆無線LANの不安はtailscale(VPN)で解決
最近は公衆無線LANも増えてきて、テザリングでギガを消費せずにネットが利用できる場所が増えてきました。しかし、公衆無線LANはセキュリティに不安があるのも事実。
そこで活用したいのは、個人なら無料で利用できるTailscaleです。
tailscale には exit node というものがあり、VPNで接続されているマシンをインターネットの出口として設定することができます。
自宅のexit nodeにどれくらいのリソースが必要か
今回の記事としては、「まだtailscaleを利用したことがない人向け」に、自宅のexit nodeにはどのくらいのスペックが必要か、について記事にしたいと思います。
結論を言うと、リソースはほとんど必用ないので、Proxmox上に小さいVMをたてる、というイメージで運用できる思います。
インストール概要
Proxmox上にKVMを作成する場合を例に、どんなインスタンスを作成するか記載します。
lxcでよさそうですが、ネットワーク関連の場合、KVMを選択した方がよいと思います。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| メモリ | 512MB |
| CPU | 1 |
| OS | Ubuntu server minimamインストール |
| 起動サービス | 不要なものは停止 |
| パッチ | セキュリティパッチのみ自動インストール(※後述) |
仮想サーバーを作成する時に、どのくらいメモリを消費するのかが気になると思いますが、自分が作成したものは400MB以下で運用できています。
パッチの自動インストール(Ubuntu 24.04)
exit node専用のVMは、起動したまま放置しておきたいので、パッチを自動更新にしています。
Ubuntu Server は unattended-upgrades によってセキュリティ更新を自動適用できます。標準で入っていることが多いです。
unattended-upgradesの状態確認
apt-cache policy unattended-upgrades
systemctl status unattended-upgrades
systemctl list-timers | grep -E 'apt-daily|unattended'
“セキュリティ更新だけ” を自動にする
sudo dpkg-reconfigure -plow unattended-upgrades
いつ動くかについては、 apt-daily.timer / apt-daily-upgrade.timer が回ります。だいたい早朝帯+ランダムディレイが一般的です。以下のコマンドで、次回の起動タイミングを確認できます。
systemctl list-timers --all | grep -E 'apt-daily\.timer|apt-daily-upgrade\.timer'
自動再起動はどうするか
unattended-upgrades は 再起動もできるので、運用ポリシーに合わせて設定してください。
再起動は /etc/apt/apt.conf.d/50unattended-upgrades の以下3項目を設定します。
・Unattended-Upgrade::Automatic-Reboot(デフォルト false)
・Unattended-Upgrade::Automatic-Reboot-WithUsers(デフォルト true)
・Unattended-Upgrade::Automatic-Reboot-Time(デフォルト "now"。hh:mm や +m も可)
# 設定例
Unattended-Upgrade::Automatic-Reboot "true";
Unattended-Upgrade::Automatic-Reboot-WithUsers "true";
Unattended-Upgrade::Automatic-Reboot-Time "02:00";
あとは外出先から接続するだけ
スマホやタブレットにtailscaleのアプリを入れておき、必用な時はONにすれば、いつでもVPNで守られる環境ができます。
公衆無線LANも増えてきており、VPNは安心材料になると思いますので、VPNを活用してみてはいかがでしょう。
以上です。



