#プログラミング勉強日記
2021年4月14日
#ロードバランサ―(LB)とは
サーバーへのアクセスを安定させるための装置・仕組みのこと。load(負荷) + Balancer(釣り合いをとるためのもの) という意味の言葉で、負荷分散装置とも呼ばれている。
ロードバランサ―を使うと、アクセスの安定性が向上し、不具合のある危機を自動的に検知して他のサーバーに振り分けることができるので、システムが落ちることも防げる。
Webサイトにアクセスがあった場合、通常は1台のサーバーがリクエストのすべてを処理する。しかし、ロードバランサ―を使うとアクセスを複数のサーバーに分割して処理することができる。
#AWSのロードバランサ―
AWSが提供しているロードバランサ―にはNLB(Network Load Balancer)とALB(Application Load Balancer)、CLB(Classics Load Balancer)の3種類ある。
##NLB(Network Load Balancer)とは
NLBはトランスポート層でルーティングの決定が行われるので、毎秒数百万の大量のリクエストを処理することができる。動的なマッピングで、効率がいいロードバランサ―。
トランスポート層とは、通信プロトコル(通信手順/通信規約)の機能や役割を階層構造で整理したモデルを構成する層の一つで、データの送信元と送信先の間での制御や通知、交渉などを担うもの。
(文献:トランスポート層 【transport layer】 第4層 / layer 4 / レイヤ4 / L4)
##ALB(Application Load Balancer)とは
ALBは名前の通り、アプリケーション層でルーティングの決定を行う。1つのクラスター内で複数のリクエストを処理することができる。NLBと同様に動的マッピングである。
##CLB(Classics Load Balancer)とは
CLBはトランスポートレイヤーもアプリケーションレイヤーでもどちらでもルーティングを決定できる。CLBは静的なマッピングで、サービスと同じ数だけのコンテナインスタンスが必要なロードバランサ―。