#プログラミング勉強日記
2021年5月27日
EBSはスナップショットを使ってバックアップを取得する。スナップショットを復元することで別のEBSとして新たに同じ内容のEBS構成を複製ができる。このスナップショットついてまとめる。
#スナップショットの特徴
基本的にはRDSのスナップショットと同じ性能を持つ・
- スナップショットでバックアップを取得
- EBSを復元するときは別のAZでも可
- S3に保存される
- 2世代目以降は増えた分のデータを保存する増分バックアップになる(1世代を削除しても復元できる)
- 作成時にブロックレベルで圧縮して保管するので、圧縮後の容量に対して課金される
- 作成時でもEBSは利用可能
#スナップショットの管理
スナップショットの作成時にはデータの整合性を保つために静止点を設けることが推奨されている。(しかし、いつでも実行可能でEBS操作に影響を与えない。)
保存期間や世代数は無制限で、世代管理が必要な場合はAWS CLIやAPIで自動化する。DLMという機能を使ってスナップショットの取得をスケジューリングできる。
#スナップショットの共有
スナップショットはリージョン間をまたいで利用できる。リージョンをまたぐときはリージョン間で直接使えない。(リージョンで一意のものなので、)他のリージョンで使うときはスナップショットをコピーして、コピーされたスナップショットを使って別のリージョンで立ち上げる。
別アカウントでスナップショットを移行するときは、権限を変更する。
#スナップショットとAMI
Amazon Machine ImageもEC2インスタンスのバックアップとして使うことができる。OS設定などをイメージとしてせってしておき、新規インスタンス設定に転用できる。
スナップショットは、ストレージ・EBSのその時点での断面のバックアップとして保持するもの。ストレージの復元や複製に利用する。
AMIの中にはスナップショットも含まれている。EC2インスタンスに接続されているEBSのスナップショットも含めてAMIの中に保存されているので、スナップショットはEBSのストレージだけのバックアップだが、AMIはスナップショットに加えてOSの設定も含まれている。なので、AMIさえ取っておけばアタッチされていたEBSも含めて復元される。
こちらの記事でAMIについて詳しく扱っている。