#プログラミング勉強日記
2021年5月15日
昨日の記事の続きで、インスタンスファミリーについて詳細に説明する。
#インスタンスファミリー
インスタンスの性能を決定するか・どういった目的のインスタンスを決定するかというものはインスタンスファミリーによって決まる。
インスタンスファミリーは以下の5つの種類から選択する。
##汎用
バランスが取れたコンピューティングで、様々なものに使うとき、ほかの4つの仕組みでやりたいものがないときなどに使われる一般的なもの。ウェブサーバーやコードレポジトリなど、インスタンスのリソースに同じ割合で使用するアプリに最適なインスタンス。
ファミリー:A1, M5, T3など
##コンピューティング最適化
機械学習やハイパフォーマンスコンピューティングなどの高性能なコンピューティングをEC2で実行したいときに使用する。
ファミリー:C5, C6gなど
##メモリ最適化
メモリ内の大きなデータセットを処理するワークロードに対して高速なパフォーマンスに最適なインスタンス。インメモリデータベースなどをEC2インスタンスを使って作りたい場合に、メモリ最適化のインスタンスファミリーを選択する。
ファミリー:X1, R5, ハイメモリ, z1dなど
##ストレージ最適化
ローカルストレージの大規模なデータセットに対する高いシーケンシャル読み込み・書き込みアクセスを実行できる。
プロビジョットIOPSといったEBSのタイプと一緒に使う。高速なデータ処理をEC2サーバー上でじっこうしたいときに選択する。EBSを使って高速なシーケンシャルを回したい場合はストレージ最適化のファミリーを選択する。
ファミリー:H1, D2, I3, I3enなど
##高速コンピューティング
GPUやFPGAと呼ばれるCPUを使ってサーバーを立ち上げることができる。例えば、ブロックチェーンのアプリはFPGAを使って計算処理を行う、ブロックチェーンのノードを作りたい場合やGPUインスタンスでゲーミングPCみたいなものを作りたいときは高速コンピューティングを選択する。
ファミリー:P3, Inf1, G4(CPU), F1(FPGA) など