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UiPathでSelectorに変数を設定する方法

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UiPathでSelectorに変数を設定する方法

Selectorに変数を使いたいケースって?

UiPathで、表データに対して一行ずつアクセスしたい場合や、aaname属性を動的に指定したい場合など、Selectorに変数を使いたいケースはありますよね。

例えば、以下のセレクターがあったとします。

image.png

tableRowが"2"と指定されていますが、この箇所を動的に指定することで特定の行にアクセスすることができます。

Selectorに変数を設定する方法(従来のやり方)

これまではSelectorに変数を設定したい場合、以下のように、直接Selector文字列に変数を埋め込まなければなりませんでした。

image.png

セレクターエディターは表示されず、式エディターで表示され、非常に使い勝手が悪かったのですが、最新バージョン(Studio 2019.10.0-beta.463 - 2019/10/31)では改善されているようです!

Selectorに変数を設定する方法(新しいやり方)

セレクターエディターにて、変数化したい箇所を選択すると、「右クリックで変数設定できるよ」と補足説明が表示されます!

image.png

試しに右クリックすると出てきました!

image.png

「変数を選択」をクリックすると、定義済みの変数が表示されます。
設定したい変数を選択し、「OK」をクリックします。

image.png

そうすると、{{rowNumber}}という形で変数が設定されています。
このことより、UiPathにおけるセレクター内の変数設定には、{{変数名}}を指定するということが判明しました。Int型から文字列型への置換も不要そうです。

image.png

セレクターエディターで表示できるのは嬉しいですが、
検証とかハイライト、使えるのかな?と思い、試してみました。

変数パネルで変数の規定値を設定していない場合、NGでしたが、
変数パネルで変数の規定値を設定しておけば、ちゃんと検証もハイライトも使えました!
これは嬉しい!

image.png

もちろんUi Explorerもちゃんと使えました。

image.png

ちなみに、tableRowなどの、プロパティ名自体も変数化できるかなと試してみましたが、どうやらできないみたいです。

UiPatherの皆さん、これで快適なSelector生活が送れそうですね:relaxed:

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