はじめに
先日、SLIM(スリム: Smart Lander for Investigating Moon)月面着陸成功をお祝いして、「 IT用語に「ミニマムサクセス」はなさそうだが、あってもいい感じ」という記事で強引に宇宙開発に触れさせていただきました。
「ミニマムサクセス」なのか「フルサクセス」なのか
その後の報道でSLIMは目標地点の55m付近で、逆立ちランディングしていることが明らかになり、太陽電池パネルの向きがいまはあさってなのは、月の自転で太陽の位置が変わるともしかしたら発電するかもということで、発電開始時のサーキュレーション?を避けるためにいったんSLIMをスリープ状態で待機させたところ、太陽が太陽電池パネルに対向するようになった時点で発電開始、結局ミッションの大半は実行できたというように解釈しています。
「フルサクセス」っぽい感じ
これは結局、「サクセスクライテリア」に照らし合わせると、「予定していた要求を満たし、計画通りの成果を得ること。」に該当するような気がします。そのような訂正の会見や発表があったかは未確認。
「フルサクセス」祈願
今回の快挙ははやぶさ2の帰還成功以来で、昨年のH3ロケット初号機の打ち上げ失敗の暗雲をいっきに払しょくしてくれたように思えます。そして、わたしは次の「フルサクセス」を祈願したい。
次の「フルサクセス」祈願とは、もちろん明日(2024/02/17)のH3ロケット2号機の打ち上げ成功です。