MacでVisualStudioCode(以下VSCode)を使ってPythonを書こうとしたところ以下の警告メッセージが表示された。
Selected interpreter is macOS system Python which is not recommended. Please select different interpreter
macOSデフォルトのPythonインタプリタはVSCodeでは非推奨との事らしいので設定を変更する。
環境
- macOS HighSierra 10.13.3
- VisualStudioCode 1.20.1
Python enviroments
なぜVScodeでPythonの実行環境を指定する必要があるかといえば、リンターなどのExtensionやVScodeのターミナルでの実行が設定した環境に依存するという事のようだ。
設定の変更
具体的な理由はわからないが非推奨だし警告メッセージも煩いわしいので設定を変更する。
F1を押して検索から「Python: Select Interpreter」と入力すると選択可能なPythonの実行環境リストが表示されるのでpyenvでインストールしてあったものを選択。環境によって選択出来る項目は変わるはずなので場合によってはVSCodeが推奨とするインタプリタを新たにインストールする必要があるかもしれない。
選択するとワークスペース内に.vscodeファイルが作成され選択が反映されているのが確認できる。
{
"python.pythonPath": "/Users/ユーザー名/.pyenv/versions/3.6.4/bin/python"
}
ユーザー設定
設定する項目がわかったのでユーザー設定にも設定を追加しワークスペース毎に設定する手間を省く。
Code > 基本設定 > 設定
{
...,
"python.pythonPath": "/Users/ユーザー名/.pyenv/versions/3.6.4/bin/python"
}
これで新たにPythonのファイルを開いても警告メッセージが表示されなくなった。
参照