#1.対象者
・WindowsOSを利用している
・ウイルス対策ソフトへのコストを抑えるためWindowsDefenderを利用したい
・Windows Updateは任意のタイミングでインストールしたい
#2.概要
昨今のテレワークにより仕事で利用する端末のセキュリティへ目が向けられている。
Windows10以降に標準搭載されているWindows Defenderは昔に比べれて、性能も上がりご検知も減っている。他のウイルス対策ソフトと比較しても、問題無く利用できるレベルである。
ウイルスを用いた攻撃は日々進化しており、ウイルス対策ソフト側は攻撃情報を日々更新する必要があるため、提供元からパターンファイルというものが配信される。
Windows Defenderのパターンファイルは、
Windows Updateにて提供される品質更新プログラムの一部として提供しており、Windows Updateを自動更新にしていれば、日々のパターンファイルを最新に保つことができる。
しかし、WindowsOS利用者の中にはWindows Updateを任意のタイミング適用するため自動更新を無効にしている者もいるだろう、
今回は、そういった方々にWindows Defenderのパターンファイルのみを自動更新する方法をお伝えしたい。
※セキュリティの観点から行くとWindows Updateはなるべく早急に適用するべきである。
#3.手順
######①Windowsキーとrキーを同時に押下し、taskschd.mscを入力後OKをクリックする。
######②タスクスケジューラライブラリを選択し、基本タスクの作成をクリックする。
######③任意のタスク名と説明を入力し、[次へ]をクリックする。
######④トリガータブにてタスクの開始タイミングを選択し、[次へ]をクリックする。
※設定時間は環境によって適正がありますが、1日3回パターンファイル更新があるという都市伝説があります。
######⑤操作タブにて「プログラムの開始」を選択し、[次へ]をクリックする。
######⑥以下を入力し、[次へ]をクリックする。
- プログラム/スクリプト
- "C:\Program Files\Windows Defender\MpCmdRun.exe"
- 引数の追加
- -SignatureUpdate
- 開始
- C:\Program Files\Windows Defender
以上です。画像が英語ですみません。。。