Prettierとは
Prettierは、コードの見た目(インデント・改行・クォーテーションなど)を自動で整えてくれるフォーマッターです。
人によってバラつきが出やすいコードスタイルを統一し、可読性の向上やレビューの効率化に役立ちます。
ESLintとの違い
- Prettier:コードの「見た目」を整える
- ESLint:コードの「問題(バグやアンチパターン)」を検出する
そのため、両方を組み合わせて使うことが一般的です。
PrettierはインストールしただけではVSCodeで自動フォーマットされない
プロジェクトにPrettierをインストールしただけでは、VSCodeで自動フォーマットは行われません。
コマンドでの実行(npx prettier)や手動フォーマットは可能ですが、保存時に自動整形されないため不便です。
そのため、VSCodeで快適に利用するには以下の設定が必要になります。
1. VSCodeでPrettierを使う準備
拡張機能にある Prettier - Code formatter をインストールします
2. VSCodeでの設定
-
Editor: Default FormatterにPrettier - Code formatterを選択 -
Editor: Format On Saveにチェックを入れる
※ この設定を行うことで、保存時に自動でフォーマットされるようになります。
3. プロジェクトでPrettierを導入
npm install -D prettier
プロジェクト内のファイルを一括でPrettierにフォーマットするコマンド
npx prettier --write .
※ Prettierをインストールしただけでは、VSCodeで自動フォーマットは行われません。
VSCode側の設定も必要になります。
ESLintと連携
- ESLintとPrettierを併用するためのパッケージをインストール
※
npm install -D eslint eslint-config-prettiereslint-config-prettierは、ESLintのフォーマット関連のルールを無効化し、Prettierと競合しないようにするための設定です。 - ESLintの設定に
eslint-config-prettierを追加eslint.config.jsexport default defineConfig([ { extends: [ // 既存の設定 // ... // Prettierを追加 prettier, ], }, ]); - (Reactの場合のみ)追加設定
npm install -D eslint-plugin-react
まとめ
PrettierはVSCode拡張だけでも利用できますが、チーム開発ではプロジェクトにも導入することでコードスタイルを統一できます。
また、保存時に自動フォーマットを行うには、VSCode側の設定もあわせて行うことが重要です。
インストールだけでは動かない点を理解しておくことが重要です。