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kintone hack 本戦の舞台演出はどうして植物だったのか🌿?その謎に迫ります🔍

Last updated at Posted at 2025-12-15

🌲 はじめに

こちらの写真は、サイボウズ主催のとあるイベントの写真です。
よく見ると植物とお花がたくさんあしらわれていますね。いったい何のイベントでしょうか?
image.png
実はこちら、kintone最大級のエンジニア向けイベント「kintone hack」の舞台写真になります!


🌱 kintone hack とは?

kintone hack は、エンジニアたちが技術力とアイデアを競い合う技術コンテストです。
ついに開催10年目を迎えました。
挑戦者は6分間で現場のリアルな課題を反映した技術アイデアを、
観客に向けてデモンストレーション形式で発表します。


🌱 kintone hack の本戦とは?

kintone hackには、本戦の前に書類審査と予選が存在します。
書類審査と予選を勝ち抜いた精鋭の方のみが、晴れて本戦の舞台に登壇することができます。
本戦はCybozu Daysの1000人以上の観客が来る大舞台で実施、挑戦者はアイデアを発表(披露)することができます。

本戦イメージ画像.png

こちらから開催レポートを読めます。

🌿 植物いっぱい...?

さて、ここでひとつ質問です。挑戦者の方や、MCさん、青野さんの衣装の共通点はなんでしょうか?

image.png

そうです...
先ほどの挑戦者の方だけでなく、MCさんと青野さんもガーデニング衣装です!

そして、舞台に映されたQRコードを読み込むと、植物がたくさん映っているサイト(挑戦者一覧ページ)に案内されます。

image.png
https://00142861.viewer.kintoneapp.com/public/hack2025-showcaseprogram

え...?
カスタマイズやITと、全く関係ないのでは…?
どうして植物関連の衣装を着ているんだろう…?と、気になりましたか?
気になって来ましたよね?

それは...

今回のデザインコンセプトが「植物バイオテクノロジー」だったからです!

今回は、そのデザインコンセプトが選ばれるまでのストーリーと、演出の背景を語ります。

🍁 本戦コンセプト決定までのストーリー

🌱 自己紹介

自己紹介が遅れました!
kintone hack 2024&2025 運営のkoと申します。

■ 元ファンだったkoがhack運営になるまで

2023年――新卒として入社したばかりの私は、まだ右も左もわからない状態でした。
そんな中、オンラインで kintone hack の予選 を見学する機会をいただきました。
その場にあふれていた挑戦者の高い技術力、ユニークな発表内容、そして kintone への熱意に圧倒されました。
「kintoneでこんな面白いことできるんだ...!」
と私が強い衝撃を受けた瞬間です。

そして同じ年、Cybozu Daysを見学するチャンスが訪れました。
そこで目にしたのは、kintone show+case Unlimitedのキラキラした演出。
光と音に包まれたその空間は、ただのイベントじゃない。
一人一人の挑戦者にスポットライトが当たり、kintoneの可能性とアイデアと共に輝いていました。

「まだ hack の施策には全く関われていないけれど…kintone hack が大好きな一人として、このイベントを盛り上げたい!」

私はそう心に決めました。

その想いだけを胸に、私は動き始めました。
1年間続けて kintone hack を題材にしたアニメーション制作に取り掛かりました。(完全に趣味ですが)

▼ 当時作成したアニメーション

より良いアニメーションを作成するために、思い切って当時の kintone hack のチームリーダーに取材をお願いしました。
正直、受けてもらえるか全く自信がなくて…すごくドキドキしました...

するとhackのチームリーダーから返ってきた言葉は、

「いいよー。というか、kintone hack の運営やってみない?」
――予想をはるかに超える展開でした。

こうして、ただのファンだった私が、kintone hack の運営メンバーになれたのです。

■ hack運営としてのお仕事

▼2024 & 2025にメインに担当した業務
名称未設定のアートワーク 4.png

kintone hack では、本当にたくさんのタスクを任せてもらいました。(ありがとうございます)
デザインが得意だったので、最初は エントリーページの作成からスタート。
レビューをいただきながら、少しずつ慣れていき、やがて より大きなタスクにも挑戦できるようになりました。
予選の司会、kintone MAGAZINEの制作、そして――

最終的には、kintone hackとの出会いでもあり、アニメ制作の決め手にもなった舞台演出のデザインコンセプトを担当することに。✨


🌱 今年はどうします? 元hackのファンの気持ち

遂に、デザインコンセプトを担当できるようになりましたが...!
2025年のデザインコンセプトは、悩みに悩んで決めました!

例年通りの戦いや競争をイメージしたテーマでも毎年多くの評価も得られています。
でも――ファンだった頃の初心を忘れたくない。

まだ自分が「hack」のファンで、観客席から舞台を眺めていたあの頃の気持ちを、もう一度思い出しました。

その時の自分がkintone hackに一番魅力的に感じたのは...

誰かの頂点より、みんなの挑戦が輝く瞬間を。
この場は、みんなのアイデアを披露し、可能性を解き放つステージにしたい

だからこそ、今年は例年のような格闘技やeスポーツのように競技性を前面に出すテーマではなく、
響き合い、多様性と共感にフォーカスしたテーマにしたいと思いました。


🌱 テーマは「植物バイオテクノロジー」に決まり!

その気持ちに基づいて、
▼いくつかアイデアを作りました...
名称未設定のアートワーク 3.png

どれも私渾身のお気に入りの案ですが、その中でも「植物バイオテクノロジー」が、最も kintone hack のテーマと相性が良く、今年のhackのコンセプトに決定しました。

テクノロジーの要素をしっかり表現できるだけでなく、観客の皆様や、挑戦者の方に提供したい価値の意味合いも表現できるためです。


🌱 やってみてどう感じたのか?

■ 世界観が豊かな演出で広がる一体感

今回の演出は、過去よりもさらに世界観を豊かに仕上げることができました。

例えば、先ほど少し触れたように…

  • テクノロジー&遺伝子操作=カスタマイズやプラグインなど、技術の工夫
  • 新しい植物=新しい価値や提案
  • 自分だけの種=インスピレーション
  • 会場の応援ライトの光=開花に必要な光と熱

「植物テクノロジー」というテーマを深めるために、細かな設定をたくさん考え抜きました。
これらの裏設定は、実際には広く公開していませんが…

▼ それでも、挑戦者や観客の皆様、MCの姫野さんからも、世界観についての感想をいただきました。

演出はメッセージ性だけでなく、感情を動かし、参加者の記憶に残すためのものです。
hackに関わる1000人を超える人々が、この世界観に浸りながら楽しんでくれたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。

■ 新しいトーンで届ける舞台

今回の演出は、今までと毛色の違う舞台演出に挑戦し、コンセプトの下書きを作る際にはこれまでとはまったく異なるトーンを選びました。

正直ドキドキしましたが、演出コンセプトは様々な方から質問されても恥ずかしくなく、根拠をもって自信を持って答えられるよう、しっかり練り上げました。
だからこそ、案が通ったときは本当に嬉しかったです。

実際に、新鮮な気持ちもちゃんと届けられたみたいで、チャレンジしてよかったと思いました!


■ 緊張を解く柔らかいコンセプト演出

本戦直前、挑戦者の皆様はもうすぐ登壇する緊張からか、少し静かな雰囲気でした。
ところが、演出の小道具を配り始めた時から、
「この魚、でかいね!笑」
「手押し一輪車って、どうやって使うの?」
そんな会話がぽつぽつと生まれ、笑い声が広がっていきました。

やがて、挑戦者同士の距離がぐっと縮まり、1チームが登壇する時には、残りのチームが仲良く舞台裏のモニターを囲み、おしゃべりしながら視聴していました。
私自身も、同じようにその空気を楽しませていただきました。

舞台上だけでなく、舞台裏でもこうした雰囲気をつくること――それが演出の大切な役割だと、改めて感じました。

image.png

演出の小道具が、ほんの少しでも緊張をほぐし、笑顔を生むきっかけになれたなら嬉しいです!


🌸 最後に

後日、本戦動画を公開予定ですので、公開された際にはkintone hack公式サイトでご紹介します。
本戦をご覧いただけなかった皆様にも、ぜひこの熱気を感じていただきたいです...!
楽しみにしていてください!

私はkintone hack の運営は聖火ランナーだと思っています。
2023年から2025年まで、ずっとその気持ちでkintone hackに携わりました。
挑戦者たちの努力と情熱が輝く火種を無事にギリシャからオリンピック会場まで運び、その燃える姿を世界に届ける――そんな役割です。

これからも、私たちの部では開発される皆様の新しい出会いや可能性につながることに関わっていきます。
どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

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