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ElixirでCircleCI(GitHub連携も)

Last updated at Posted at 2019-09-18

記事概要

ElixirConf JP 2019 Kokurajo後の話題にもなったみたいですが、CIツールを使うのは品質保証の上でも大事なことです。何より、一々マージ前のpull requestに同じ簡単な確認をしなくていいのが素晴らしいです。CIを正しく導入すると、プロジェクトのソースコードに統一性が出て(フォーマットチェック設定)、常にテストが完全に通る状態(テスト設定)が保たれます。ぜひ例え個人の趣味プロジェクトでも無料で導入できるので、CIツールは是非入れて下さい。

この記事ではElixirのプロジェクトでのCircleCI連携を簡単に説明します。

CircleCI(GitHub連携)の導入

CircleCIの説明はこちらに譲ります。というか、ぶっちゃけここ見ればわかる気がしますが、とりあえずElixirに特化した最低限の手順での実現への記事ということで。

CircleCIの導入は簡単です。もしアカウントがなければGitHubのアカウントと連携して作って下さい。無料でも制限付きで動かせます。個人での開発等なら無料でも問題ないと思います。

CircleCIとGithubの連携

最初に連携しちゃいます。後述のconfig.ymlを先に書いても大丈夫ですが、先に連携しておくとconfig.ymlをmasterにpushもしくはPull Requestした際に実行を確認できます。

プロジェクトを追加する

CircleCIに登録したら、ダッシュボードに行って下さい。
ダッシュボードに行ったら左のメニューからプロジェクトの追加を選択して下さい。

addproj.png

対象プロジェクトの選択

ADD PROJECTSを押したらプロジェクトの一覧が出るので、対象のプロジェクトのSet Up Projectを選択します。
スクリーンショット 2019-09-18 12.30.49.png

次はconfig.ymlの作成ですが、Set Upが終わると雛形が表示されるのでそれを使っても構いません。

config.ymlの作成

プロジェクト直下に.circleciディレクトリを作って、下記のようなconfig.ymlファイルを作成して下さい。雛形は連携の設定時のものの他にCircleCIのページのPhoenix用のconfig.ymlもあります。

version: 2
jobs:
  build:
    docker:
      - image: circleci/elixir:1.9.1
        environment:
          MIX_ENV: test
    steps:
      - checkout
      - run:
          name: Check format
          command: mix format --check-formatted
      - run:
          name: Install Hex
          command: mix local.hex --force
      - run:
          name: Run deps.get
          command: mix deps.get
      - run:
          name: Run mix compile
          command: mix compile
      - run:
          name: Run test
          command: mix test

CircleCIの実行

後はmasterにpushしたり、Pull Requestを出すと自動でconfig.ymlに設定したコマンド群が走ります。

場合によっては

      - run:
          name: Install Rebar
          command: mix local.rebar --force

も追加する必要があると思います。コマンドは必要に応じて足して下さい。
また、Elixirのバージョン指定を変える場合、dockerのimageのバージョン指定を変更して下さい。

今回は下記の順に処理を実行しています

  • mix format --check-formatted(フォーマッターあたってるか)
  • mix local.hex --force(Hexインストール)
  • mix deps.get(依存性解決)
  • mix compile(コンパイルが通るか)
  • mix test(テストが通るか)

ローカルでの実行

ローカルにcircleciをインストールしたら、プロジェクトルートで

$ circleci build

これで:okです。

まとめ

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