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Herokuへのデプロイ方法【Heroku+Rails+MySQL】

Last updated at Posted at 2019-01-07

本記事について

RailsアプリをHerokuへデプロイする機会があったので、備忘録として当記事を作成しました。
ほぼ参考にさせていただいたサイトや記事の通りですが、自分が詰まった部分については詳しく記載しました。

2023/3/26追記:
現在、herokuの無料プランは終了しています。

環境:

  • MacOS 10.13.4
  • Rails 5.2.0
  • DB: MySQL

Railsプロジェクト作成

脳死 rails new するためのコマンド - Qiita 参照
※Herokuのアプリ名には、英数字とハイフンしか使用できないので、このとき作るアプリの名前も英数字とハイフンで作成すること!!!

作成したRailsプロジェクトのGit管理

  • Gemfile修正
    sqlite3が入っている場合、production環境でsqlite3が利用されないように修正する。
gem 'sqlite3', group: [:development, :test]

mysql2を追加

gem 'mysql2'
  • コマンドライン上で、作成したRailsプロジェクトのディレクトリに移動
  • 以下のコマンドを実行すると、プロジェクトがGitで管理されるようになる。
$ git init
$ git add .
$ git commit -m "<適当なコミットメッセージ>"
  • 以下のコマンドで、コミットログに問題がないか確認
$ git log

Herokuのアカウント作成

https://jp.heroku.com/ を参照

Herokuのtoolbeltインストール

$ brew tap heroku/brew && brew install heroku
  • Herokuのバージョンを確認
$ heroku -v

SSHキーの追加

キーの作成(現在作成中)

SSHキーの設定関連(現在作成中)

作成したHerokuアカウントにキーを追加

  • herokuにログイン
$ heroku login
  • 以下のコマンドでSSHキーがherokuのアカウントに追加されます。
$ heroku keys:add ~/.ssh/id_rsa.pub

id_rsaの部分は、先ほど作成したSSHキーの名前に置き換えること。

  • 追加に成功していれば、以下のコマンドで追加したSSHキーが確認できます。
$ heroku keys

Herokuにアプリケーションを作成

  • コマンドライン上で、先ほど作成したRailsプロジェクトのディレクトリに移動
  • Herokuにアプリケーションを作成
$ heroku apps:create <アプリの名前>

<アプリの名前>には、先ほど作成したRailsプロジェクト名を入れる。
※Herokuのアプリ名には英数字とハイフンしか使えない。

  • Herokuのリモートリポジトリを確認
$ git remote -v

上記コマンドを実行すると以下のように出力される。

heroku  https://git.heroku.com/<アプリの名前>.git (fetch)
heroku  https://git.heroku.com/<アプリの名前>.git (push)
origin  git@github.com:shou1012/<アプリの名前>.git (fetch)
origin  git@github.com:shou1012/<アプリの名前>.git (push)
  • Herokuのアプリケーション名変更
    上記手順で出力された<アプリの名前>が異なっている場合、以下のコマンドでHerokuのアプリケーション名が変更できる。
$ heroku git:remote -a <変更後のアプリの名前>

HerokuのDB設定

DBを追加する

下記コマンドを実行すると、「ClearDB MySQL」というアドオンが「Igniteプラン」で追加される。

$ heroku addons:create cleardb:ignite

以下のようなエラーが出た場合は、Herokuアカウントでクレジットカード情報の登録が必要。

▸    Please verify your account to install this add-on plan (please enter a credit card) For more
▸    information, see https://devcenter.heroku.com/categories/billing Verify now at
▸    https://heroku.com/verify

※アドオンの追加にはクレジットカード情報の登録が必要だが、「Igniteプラン」は無料のため、この設定だけで料金が発生することはない。(2022/3/20(Sun)現在)
詳細はこのURLを参照

Herokuアプリの環境変数設定

  • ClearDBのURL確認
    以下のコマンドで、ClearDBのURLが確認できる。
$ heroku config
=== <アプリの名前> Config Vars
CLEARDB_DATABASE_URL: mysql://<ユーザー名>:<パスワード>@<ホスト名>/<データベース名>?reconnect=true
  • 環境変数の設定
    上記コマンドで表示されたそれぞれの値を変数に設定する。
$ heroku config:add DB_NAME='<データベース名>'
$ heroku config:add DB_USERNAME='<ユーザー名>'
$ heroku config:add DB_PASSWORD='<パスワード>'
$ heroku config:add DB_HOSTNAME='<ホスト名>'
$ heroku config:add DB_PORT='3306'
$ heroku config:add DATABASE_URL='mysql2://<ユーザー名>:<パスワード>@<ホスト名>/<データベース名>?reconnect=true'

※ RailsのGemfileで'mysql2'を使用しているので、DATABASE_URLmysql2://で始める必要がある。
設定内容を確認すると、以下のように表示される。

$ heroku config
=== <アプリの名前> Config Vars
CLEARDB_DATABASE_URL: mysql://<ユーザー名>:<パスワード>@<ホスト名>/<データベース名>?reconnect=true
DATABASE_URL:         mysql2://<ユーザー名>:<パスワード>@<ホスト名>/<データベース名>?reconnect=true
DB_HOSTNAME:          <ホスト名>
DB_NAME:              <データベース名>
DB_PASSWORD:          <パスワード>
DB_PORT:              3306
DB_USERNAME:          <ユーザー名>

Herokuへデプロイ

Railsプロジェクトに必要な準備

  • config/environments/production.rbに以下を追記
    (この辺りの設定に関しては、後々修正します。)
config.assets.compile = true
config.assets.initialize_on_precompile=false
  • rootへのルーティング作成
    Herokuでアプリケーションにアクセスした時、最初に開くページをRails側で設定してください。

Herokuへデプロイ

  • ローカルリポジトリをHerokuへpush
$ git push heroku master

master以外のローカルブランチをpushする場合は、以下のコマンドを実行してください。

$ git push heroku <ブランチ名>:master
  • HerokuのDBのmigrate
$ heroku rake db:migrate
  • アプリケーションにアクセス
    以下のコマンドを実行すると、ブラウザでアプリケーションが開きます。
$ heroku open

参考サイト・記事

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