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Proxmox7 を試してみる その5 Windows10(migration)

Last updated at Posted at 2023-05-27

Vmware Workstation16 からのお引越し

Vmware WorkstationにあるWindows10/11 を、Proxmox 7.4 に migration(お引越し)してみます。結論から先にいうと、Windows11 は、暗号化diskのためお引越しできませんでした。ですので Windows10のみ。

Windows11 は、お引越しできない

Windows11 の vmdk を qmで変換できないと思ったら。vmが暗号化されているからとのこと。
ぐぐってみるとTPMを解除後に暗号化を解除するといけるみたいだけど、元に戻せないとな。なので後回しにします。
※どうせ検証用にwindows11 いれているだけなので初期インストールでも問題なしと後回しw

image.png

vmdk インポート作業

暗号化されていなければ OVF にてインポートできますが、あ・え・て vmdk からインポートしてみます。
まず OS=Windows10 として空のVMを作成します。作成するとき ハードディスクを作成しない方がシンプルです。

image.png

vmdk ファイルを Proxmox にssh転送します(手順は割愛)。Proxmox のコンソール(root) で以下のコマンドを実行します。こちらはOVFの指定と異なり存在するVMのidを指定します。

書式:qm importdisk id xxx.vmdk local-lvm --format qcow2

下記コマンドでは、id=200 を指定している。

# qm importdisk 200 win10.vmdk local-lvm --format qcow2

正常に終わると 未使用のディスク が追加されます。

image.png

ハードウエアから、この 未使用のディスク を追加します。
このとき デバイスを SATA にしましょう。

image.png

ついでにブート順も変更しておきます。

image.png

VirtIO ドライバーが無い → そうだ Realtek RTL8139 にしよう

Proxmox でVMを作成するとき気にしないとネットデバイスは VirlIO(準仮想化) となります。このままだと Windowsは立ち上がるがネットワークが見つからない状態となります。これは Windowsは標準でVirtIO ドライバーが無いためです。

[KVM]Windows10ゲストインストール時にVirtIOドライバーをインストールする

とりあえず現時点で VirtIO にするメリットが判らないので蟹さん Realtek RTL8139 にしてみます。こちらの方法が一番簡単です。

image.png

ネットワークが異様に遅い(原因が分かった)

Proxmox をインストールしているPCのネットワークが異様に遅い。ギガビットEthernet なのに 100M なのです。こまった。。。

原因がわかった
 ・USB2.0 ポートに有線USB-LANを差していた
 ・やはり VirlIO(準仮想化) が早かった

参考にさせて頂いたサイト様

[KVM]Windows10ゲストインストール時にVirtIOドライバーをインストールする
Proxmox VE 7.x 上でwindows VMを構築する
proxmoxにvirtualboxのマシンをインポートする

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