Vmware Workstation16 からのお引越し
Vmware WorkstationにあるWindows10/11 を、Proxmox 7.4 に migration(お引越し)してみます。結論から先にいうと、Windows11 は、暗号化diskのためお引越しできませんでした。ですので Windows10のみ。
Windows11 は、お引越しできない
Windows11 の vmdk を qmで変換できないと思ったら。vmが暗号化されているからとのこと。
ぐぐってみるとTPMを解除後に暗号化を解除するといけるみたいだけど、元に戻せないとな。なので後回しにします。
※どうせ検証用にwindows11 いれているだけなので初期インストールでも問題なしと後回しw
vmdk インポート作業
暗号化されていなければ OVF にてインポートできますが、あ・え・て vmdk からインポートしてみます。
まず OS=Windows10 として空のVMを作成します。作成するとき ハードディスクを作成しない方がシンプルです。
vmdk ファイルを Proxmox にssh転送します(手順は割愛)。Proxmox のコンソール(root) で以下のコマンドを実行します。こちらはOVFの指定と異なり存在するVMのidを指定します。
書式:qm importdisk id xxx.vmdk local-lvm --format qcow2
下記コマンドでは、id=200 を指定している。
# qm importdisk 200 win10.vmdk local-lvm --format qcow2
正常に終わると 未使用のディスク
が追加されます。
ハードウエアから、この 未使用のディスク
を追加します。
このとき デバイスを SATA
にしましょう。
ついでにブート順も変更しておきます。
VirtIO ドライバーが無い → そうだ Realtek RTL8139 にしよう
Proxmox でVMを作成するとき気にしないとネットデバイスは VirlIO(準仮想化)
となります。このままだと Windowsは立ち上がるがネットワークが見つからない状態となります。これは Windowsは標準でVirtIO ドライバーが無いためです。
・[KVM]Windows10ゲストインストール時にVirtIOドライバーをインストールする
とりあえず現時点で VirtIO にするメリットが判らないので蟹さん Realtek RTL8139
にしてみます。こちらの方法が一番簡単です。
ネットワークが異様に遅い(原因が分かった)
Proxmox をインストールしているPCのネットワークが異様に遅い。ギガビットEthernet なのに 100M なのです。こまった。。。
↓
原因がわかった
・USB2.0 ポートに有線USB-LANを差していた
・やはり VirlIO(準仮想化) が早かった
参考にさせて頂いたサイト様
・[KVM]Windows10ゲストインストール時にVirtIOドライバーをインストールする
・Proxmox VE 7.x 上でwindows VMを構築する
・proxmoxにvirtualboxのマシンをインポートする