はじめに
- みなさん!メリークリスマス!Advent Calendar17日目は、InstanaであえてpingやHTTPの監視をしてみた についての記事となります
- InstanaはAPM(Application Performance Monitoring)であり、読んで字の如く、主にアプリケーションに対するモニタリングツールですが、問題発生原因はアプリケーション層だけとは限りません
- 問題を早期に解決するためには、さまざまな観点からの切り分けが必要であり、アプリケーションだけでなく、ネットワークや外部サービスの応答状況の確認も重要です
- こうした観点を補う手段として、Instanaには「Synthetic Check」という機能が用意されています
- 今回は、このSynthetic Checkを活用し、pingやHTTP監視を試してみました!
似たような名前のモニタリングとして、Synthetic Monitoringがあります
この機能は、システムの外部から対象システムに対して監視するものです
今回ご紹介する Synthetic Check は、システムの内部、つまりInstana Agentが導入されたサーバを監視元として、対象のシステム内外に対してpingやHTTPの監視をします
Synthetic Monitoring の詳細は、下記記事をご覧ください
公式ドキュメントのリンク
- 実際に設定するときは必ず公式ドキュメントをチェックしてください!
- https://www.ibm.com/docs/ja/instana-observability/latest?topic=technologies-synthetic-check
実際に試してみた
Instana Agentのconfiguration
- 今回は、問題発生時の効果的な切り分けができるように、経路の異なるサーバやネットワークに対して監視をするような想定で、2つのping監視と、1つのHTTP監視を設定します
- なお、poll_rateはオプションです
com.instana.plugin.ping:
endpoints:
check_1:
type: 'icmp'
target: '<IP Address 1>'
check_2:
type: 'icmp'
target: '<IP Address 2>'
check_3:
type: 'http'
target: '<URL>'
poll_rate: 5
Instana UIでの見え方
- インフラストラクチャー画面の比較表タブから、表の内容をPingにすると、設定した監視内容を確認できます
- 各監視設定のチェックボックスにチェックを入れ、選択した ping のメトリックの視覚化を期間またはping の状況を選択すると、時系列で監視状況を確認できます
アラートの設定
- 監視の目的の1つは、ターゲットから応答がない場合や応答時間が一定の閾値よりも遅い場合などの問題を早期に発見することです
- Instanaでは、デフォルトで組み込みイベントという閾値監視設定や、ユーザー独自で設定できる監視設定があります
- 組み込みイベントの詳細はこちらをご覧ください
- 下図では、
Target check_1 is not reachableが組み込みイベント、[TEST]PING NOT WORKINGはユーザーが設定したイベントとなります
- なお、これらのイベントをトリガーに、アラートチャネルを設定することで、メールやチャットアプリなどに通知させることができます
最後に
- 今回は、InstanaのSynthetic Checkを使ったping監視とHTTP監視の設定方法、そしてアラートの出し方について解説しました
- これらの機能を活用することで、アプリケーションだけでなくネットワークや外部サービスの可用性も確認でき、トラブルシューティングの精度向上が期待できますね!
- ご覧いただきありがとうございました!良い年末を!




