1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Overleafを自前サーバーでセルフホストして、ローカルネットワークでアクセスできるようにする

Last updated at Posted at 2024-11-04

はじめに

こんにちは、ユーゴです。今回は、研究室のサーバーでOverleafをセルフホストし、ローカルネットワーク内からアクセスできるようにした記録です。

使用したもの

・Linux (Ubuntu 24.04.1 LTS)
・Docker
・overleaf-toolkit

前提

・サーバー自体へのアクセスは、ufwなどで「IP:192.168.xxx.xxx/24」「Port:80」がALLOWされている。

問題

localhostではアクセスできたが、ローカルネットワーク内でoverleafにアクセスできない。ローカルネットワーク内に公開したい。

解決

「overleaf-toolkit > config > overleaf.rc」の「OVERLEAF_LISTEN_IP=127.0.0.1」を「OVERLEAF_LISTEN_IP=0.0.0.0」に変更する。

# Sharelatex container
# Uncomment the OVERLEAF_IMAGE_NAME variable to use a user-defined image.
# OVERLEAF_IMAGE_NAME=sharelatex/sharelatex
OVERLEAF_DATA_PATH=data/overleaf
SERVER_PRO=false
OVERLEAF_LISTEN_IP=127.0.0.1
OVERLEAF_PORT=80

(後略)

これで、いかなるIPアドレスからのアクセスも許可します。

あとは、http://<サーバーのローカルIP>/loginにアクセスすれば、ログイン画面が出てきます。

overleaf.png

0.0.0.0はどのIPアドレスからのアクセスも許可するため、サーバーが外部に公開されている場合は注意してください。必要な場合は、ufwなどでサーバー自体のファイアウォールを設定するか、OVERLEAF_LISTEN_IPを制限してください。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、自前サーバーでOverleafをセルフホストしたものを、ローカルネットワークでアクセスできるようにしました。
このように、OverleafなどGUIツールの使い方から、Unity, AWS, GAS, 量子コンピューティングなど、幅広いジャンルを紹介しています。
お役に立てましたら、いいね, フォローなどよろしくお願いします!

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?