はじめに
VMware vExpert 2024 に認定頂きました。
本稿では VMware vExpert のプログラム概要、vExpert のメリット、日本におけるvExpert の状況などをまとめてみたいと思います。
今後 vExpert を目指される方のお役に立てば幸いです。
目次
- VMware vExpert とは
- vExpert のメリット
- VMware vExpert 2024
- 申請方法と時期
- 認定の為のクライテリアや注意事項、過去の失敗談や、vExpert になる為の活動
- まとめ
VMware vExpertとは

VMware vExpert プログラムは、VMware by Broadcom のグローバルなエバンジェリズムおよびアドボカシー プログラムです。過去1年間にVMwareコミュニティ全体に大きく貢献された個人を表彰するプログラムです。ブログ、Twitterなどのオンラインでの情報発信や、記事の寄稿、セミナーや勉強会での講演、コミュニティへの貢献などを行った方々が表彰の対象となり、顧客とパートナーの両方の従業員が対象となります。
vExpertのメリット
vExpert になるメリットは以下のようなものがあります。
- 世界中の vExpert とのネットワーク
- 12 個の vExpert サブプログラムへの申請権
- vExpert 専用の Slack チャンネルへの招待
- Brocade CEO のサイン入り vExpert 認定証
- vExpert ロゴの使用許可
- VMware および VMware のパートナー企業によるプライベートの Technical deep dive ウェビナーへの招待
- Private Beta への招待(Beta チームによる承認が必要)
- VMware 製品の評価版ライセンス(ホームラボ用)
- VMware Explore の前に開催されるブロガーブリーフィングでの発売前のプライベート ブリーフィング(製品チームが許可した場合のみ)
- vExpert Directoryへの掲載
- VMware Advocacy を通じて、ソーシャルチャネル用の検証済みの VMware 及び仮想化のコンテンツへのアクセス
- VMware Explore U.S. および Europe での vExpert パーティーへの参加、または vExpert へのギフト提供
私はこの中で VMware 製品の評価版ライセンスの取得、vExpert ロゴの使用許可、世界中の vExpert とのネットワークが特にメリットがあると考えています!
昨年までは、VMware および VMware の各種パートナーからの限定ギフトという記述が公式サイトに記載されておりましたが、なくなったようです(結局貰うことができなかった・・・)
VMware vExpert 2024
今年の認定者の一覧は vExpert Directory から確認する事ができます。
本稿執筆時点(2024年2月23日)で グローバル全体で 1,381 名、日本は 63 名 となっています。
2024年2月25日時点で一部メンバーに見直しがあったようで、グローバル全体で 1,225 名、日本は 60 名 となっています。
更新しました: こちらの情報は2024年2月25日23時時点でのデータとなります。もしかしたらDirectoryへの反映の遅れで多少の増減があるかもしれません。ご容赦下さい。

上記の情報はこちらのリンクからアクセス可能です。
昨年同様の記事を記載した際は、グローバル全体で 1,328 名、日本は 53 名、そして vExpert 2024 が発表される直前では日本は 59 名だったので、グローバル全体では 100 名強減少、日本では微増しています。
(2022年はグローバル全体で 2,200 名程度、日本では 93 名ほどいたと記憶しています)
日本におけるvExpertの在籍状況
興味がてら 63名 60名の皆さんがどこの企業に属しているのかまとめてみました!
vExpert DirectoryのEmployer の情報から引っ張ってきているのでもしこれが更新されてない場合は実際の在籍と違う方もいるかもしれません。目視で確認したので間違ってご容赦ください。
SB C&S さんが 10名と最も多かったです!
更新しました: こちらの情報は2024年2月25日23時時点でのデータとなります。もしかしたらDirectoryへの反映の遅れで多少の増減があるかもしれません。ご容赦下さい。
申請方法と時期
vExpert になる為にはこちらのリンクから申請を行います。年に 2回申し込みを受け付けています。これまでですと大体以下のあたりで申し込みを受け付けています。
- 年末(翌年1月中旬頃に締切)
- 6月頃
これから申し込む!という方は 6月頃にオープンになる 2nd Half で申請する形になります。
申請書の中では以下の観点で過去1年間の貢献を簡潔に記載を行います。申請は英語での記載となります。
- Content Creation
- コンテンツ作成の貢献を記載(例:ブログ、書籍、ホワイトペーパー、ビデオ、ニュースレターなど)
- Events and Speaking
- イベントや登壇での貢献を記載(参加者数やトピックも明記)
- Online communities, tools, and resources
- オンラインコミュニティ、フォーラム、Q&Aサイトなどでの貢献があればそれを記載
- What other activities in the last year should we take into account?
- その他の貢献があれば記載
これらの申請内容を踏まえて vExpert のポータルの中で Badge が付与されるようです。
私の場合は、Blogger と Event Speaker が付与されています。

認定の為のクライテリアや注意事項、過去の失敗談や、vExpert になる為の活動
尚、認定を受ける為のクライテリアや注意事項、過去の失敗談や、vExpert になる為の活動については、昨年の記事でまとめているのでよろしければ合わせて参照下さい。
まとめ
今回僭越ながら VMware vExpert とは?という点と、vExpert になるメリット、日本で vExpert になった方の状況などについてまとめさせて頂きました。
この記事が今後 vExpert を目指される方のお役に立てば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。