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VMware vExpert 2023

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はじめに

今年も VMware vExpert 2023 に認定頂きました。
本稿では VMware vExpert のプログラム概要、vExpert のメリット、vExpert になる為に必要な事を過去の失敗談を含めてまとめてみたいと思います。
今後 vExpert を目指される方のお役に立てば幸いです。

目次

  1. VMware vExpert とは
  2. vExpert のメリット
  3. VMware vExpert 2023
  4. 申請方法と時期
  5. 認定を受ける為のクライテリアと注意事項
  6. 過去の失敗談
  7. ではどうすればよいか?
  8. おまけ
  9. まとめ
  10. 関連記事

VMware vExpertとは

vExpert Badge

VMware vExpert プログラムは、VMware 社のグローバルなエバンジェリズムおよびアドボカシー プログラムです。過去1年間にVMwareコミュニティ全体に大きく貢献された個人を表彰するプログラムです。ブログ、Twitterなどのオンラインでの情報発信や、記事の寄稿、セミナーや勉強会での講演、コミュニティへの貢献などを行った方々が表彰の対象となり、顧客とパートナーの両方の従業員が対象となります。

vExpertのメリット

vExpert になるメリットは以下のようなものがあります。

  • 世界中の vExpert とのネットワーク
  • 10 個の vExpert サブプログラムへの申請権(私は VMware Cloud on AWS のサブプログラムに認定されています)
  • vExpert 専用の Slack チャンネルへの招待
  • VMware CEO のサイン入り vExpert 認定証
  • vExpert ロゴの使用許可
  • VMware および VMware の各種パートナーからの限定ギフト(私はまだ貰ったことがないですが・・)
  • VMware および VMware のパートナー企業によるプライベートの Technical deep dive ウェビナーへの招待
  • Private Beta への招待(Beta チームによる承認が必要)
  • VMware 製品の評価版ライセンス(ホームラボ用)
  • VMware Explore の前に開催されるブロガーブリーフィングでの発売前のプライベート ブリーフィング(製品チームが許可した場合のみ)
  • vExpert Directoryへの掲載
  • VMware Explore U.S. および Europe での vExpert パーティーの開催、または vExpert へのギフト提供(VMware Explore に参加した方のみ)

私はこの中で VMware 製品の評価版ライセンスの取得、vExpert ロゴの使用許可、世界中の vExpert とのネットワークが特にメリットがあると考えています!

VMware vExpert 2023

今年の認定者の一覧は vExpert Directory から確認する事ができます。

2023年2月20日時点でグローバル全体で 1,328 名、日本は 53 名となっています。

上記の情報はこちらのリンクからアクセス可能です。

昨年はグローバル全体で 2,200 名程度、日本では 93 名ほどいたと記憶していますので、今年は厳しく評価されたようです。。
私の周りでも去年まで認定されていた人でも後述の理由で申請が却下された方が多くいました。

申請方法と時期

vExpert になる為にはこちらのリンクから申請を行います。年に 2回申し込みを受け付けています。これまでですと大体以下のあたりで申し込みを受け付けています。

  • 年末(12月頃)
  • 6月頃

これから申し込む!という方は 6月頃にオープンになる 2nd Half で申請する形になります。

申請書の中では以下の観点で過去1年間の貢献を簡潔に記載を行います。申請は英語での記載となります。

  • List your content contributions, e.g. blogs, books, white papers, freelance articles, newsletters, videos, or podcasts
  • Events and Speaking
  • Online communities, tools, and resources
  • What other activities in the last year should we take into account?

認定を受ける為のクライテリアと注意事項

vExpert のページに Criteria の記載があり、以下がその翻訳した内容になります。

vExpert になることに興味がある場合、その基準は簡単です。VMware の知識を共有し、コミュニティに貢献する IT プロフェッショナルを求めています。この「貢献」という言葉は、本業以上のことをすることと定義されています。自分の知識を共有し、コミュニティに参加する方法はいくつかあります。例えば、ブログ、書籍の執筆、雑誌の記事、Facebook グループでの活動、フォーラム(VMTN や VMware 以外のプラットフォーム)、スピーチ、VMUG のリーダーシップ、ビデオなどがあります。

上記にある 本業以上のことをすること という箇所が今年は特に厳しく見られたように思われます。
海外の同僚も多くがこの点が引っかかって申請が却下されていました。

過去の失敗談

私も VMware 製品に関して外部登壇やドキュメントを外部公開し始めた頃に vExpert の申請をしたのですが、2度却下を受けた経験があります。
その際の理由としては、認定を受ける為のクライテリアと注意事項 で記載した点で引っかかっており、"The details in your application appear to be related to your job function."といった形で会社の業務としての活動と見做されて却下されました。。。
自社のプラットフォームを使ってのブログ作成や、VMware Explore / VMworld などの登壇を会社を代表しての登壇の場合、Related to your job function として個人の活動と見做されないケースが多いようです(私はそうでした)。

ではどうすればよいか?

認定を受ける為のクライテリアと注意事項 で記載されたクライテリアに答えが書いてあります。vExpert では個人としての活動がチェックされます。ブログを Qiita で公開したり、VMUG で活動したり、個人としてパブリックイベントで登壇したり、といった事が挙げられます。

全てを満たしている必要はありません。ブログの公開で顕著に貢献していれば、それだけで vExpert として認定されている方もいますし、逆にブログが書かずに、コミュニティ活動で顕著な貢献をし、認定されている方もいます。(私も過去の失敗を踏まえて、自社での活動に加えて Qiita でのブログ執筆を始めました)

vExpert Directory を見ると誰がどの貢献で vExpert として認定されているかが確認できます。
私の場合は、今年は Blogger と Event Speaker として認定頂いているようです。

どのくらい活動していれば vExpert として認定されるのか?という指標は公開されていませんが、月に1回以上活動されている方は高確率で認定されているような気がします。。(個人の感想です。2ヶ月に1回くらいでも認定されている方もいるような気がします)
vExeprt になる為、というモチベーションではなく、日頃からのアウトプットを心がけていけば自ずと認定されると思います!

おまけ

以下の記事を参考にして Qiita で Google アナリティクスを使い、自分の投稿やマイページなどがどの程度見られているかたまに確認しています。
日本語でのブログ投稿なので通常は日本からのアクセスのみなのですが、vExpert の voting の期間は US から複数アクセスがありました・・・!ちゃんと申請内容及びブログの内容をチェック頂いているようです。

まとめ

今回僭越ながら VMware vExpert とは?という点と、vExpert になるメリット、vExpert になる為の Tips、直近の動向などをまとめさせて頂きました。
この記事が今後 vExpert を目指される方のお役に立てば幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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