#はじめに
筆者は4月からこの業界に入ったばかりの新人です。
Markdown記法の勉強も含めて、現場で身に着けた必要だと思うテクニックを備忘録がてらに書きます。
正直、先輩方からすれば「そんなの当たり前だろ」や「こんなことも知らないのは論外」
といった感じにはなってしまいますが、ほどほどに見守って頂ければと思います。
(ちなみに筆者はシート移動のショートカットすら知らなかったレベルです)
同じような境遇の新人エンジニアの方の目に留まり、役に立てれば幸いです。
なお、以下で紹介する各項目はMicrosoft Excel 2010,2013,2016で使えるものです。
#1. シート操作に関するショートカット
いきなりですが上で述べたものも含めて操作にまつわるショートカットについて載せておきます。
現場ではシートが何枚もある既存の資料を触る機会は多いので。
移動 | キー | 備考 |
---|---|---|
前(左)のシートへ移動 | Ctrl + PageUp | 長押しで左端のシートへ |
次(右)のシートへ移動 | Ctrl + PageDown | 長押しで右端のシートへ |
シートを再計算 | Shift + F9 | 計算式のあるツールなどで必要 |
新しいシートを挿入 | Shift + F11 | 今いるシートの左に挿入されます |
注意点としてPageUpとPageDownが矢印キー(↑↓→←)と一体化しており、
ファンクションキー(Fn)と同時に押さないと機能しないタイプのPCもあります。
#2. 改ページプレビュー
これは現場によって違うかもしれませんが、
印刷することを考えて成果物には適切な印刷範囲を指定してあげなくてはいけない場合があります。
それが改ページプレビューです。
これを設定することで、図の途中で印刷が別の用紙に分かれたりといったことがなくなります。
【1】改ページプレビュー設定の場所
【2】シート(印刷)範囲の設定
【3】ページ分割
雑な説明で恐縮ですが、図の場合も改ページを挿入してあげれば印刷時に切断されなくなります。
あとは印刷せずExcel上で作業しているときにも、どこまでがその書類の範囲かぱっと見で理解しやすい点があるでしょうか。
プレビュー初期状態で現れる青い点線は、単純な等間隔の改ページ位置なのでマズい場所があれば手動で動かしてください。青い太線になります。
#3. 文字列をセルへ分けて格納
これはExcelのテクニックというより周辺知識になってしまいますが、
文字と文字の間に[Tab]が入っているとそれを張り付けた場合自動でセルに分割してくれます。
例としては
C:\dd\eee\ffff\hhhhh.txt
というファイルパスの文字列があった場合、
一度テキストエディタの置換機能で
置換前:\ (正規表現)
置換後:\t (正規表現)
と指定してあげれば\がTabに置き換わります。
↓
C:^ dd^ eee^ ffff^ hhhhh.txt
この状態でExcelに張り付けると、Tabのある位置でセルに分けて格納することができます。
ファイルの置き場所を表にまとめるといった作業をする際に覚えておかないと困るので載せておきます。
正規表現は使いこなせれば作業効率が飛躍的にアップする知識だと思います。
が、ここで説明できるボリュームの世界ではなく、自身もまだ浅くしか知らないため今後使えそうなものを見つけたら随時紹介するようにしようかと。。
#おわりに
今回はここまで、次回は条件付き書式などについて書こうと考えています。
拙い内容ですがお付き合い頂きありがとうございました。