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Okta - Groups - Rules

Last updated at Posted at 2023-12-07

はじめに

今回はグループのルールについて記載していきます。

Rules

ユーザーの属性値やグループの所属に応じて特定のグループに追加することができます。
Oktaではグループのメンバーにグループを追加することができませんが、Rulesを使用することで疑似的に再現することが可能です。

作成

  • RulesタブのAdd Ruleから作成することができます。
    • image.png
    • image.png

ルール作成時に選択可能な条件

作成時には以下の設定が可能です。

Use basic Condition

  • User attribute
    • ユーザープロファイルの属性値を条件に指定します。
    • 条件に指定することができる属性値はOkta標準の属性値と、ProfileEditorで追加したString型の属性値のみです。
      • String型として扱われるデータ型は 先日の記事でも記載しましたが、以下の3つです。
        • string
        • country code
        • language code
      • String型以外の属性値を使用したい場合はOkta Expression Languageを記載する必要があります。
    • また、条件に指定できる演算子は以下の3つです。
      • Equals
      • Starts with
      • Contains
  • Group membership
    • 特定のグループに所属しているユーザーをまとめて追加したい場合に指定します。
      • 複数のグループを指定することも可能です。
      • image.png

Use Okta Expression Language

作成後の注意

ルールは作成した直後はInactiveになっているため、Activateする必要があります。

  • ActiveteはActionsから実施可能です。
    • image.png

編集

  • ルールの設定を編集したい場合、Actions > Editからできます。
  • ただし、Activeなルールは一度Deactivateしてからでないと編集できないため注意してください。
    • Deactivateしてもルールでグループにアサインされたユーザーがグループから削除されることはないので安心してください。
    • ルールの編集後に再度Activateすることを忘れないように注意してください。
      • image.png
      • image.png

削除

  • Actions > Deleteから削除できます。
    • ルールの状態がInactiveである必要があることに留意してください。
  • Deleteを押すと以下のメッセージが表示されます。
    • チェックを入れてルール削除すると、ルールを使用してグループにアサインされたユーザーが対象グループから削除されるので注意してください。
    • image.png

対象ユーザーがグループの条件にマッチするか確認したい。

  • ルール設定の一番下、Preview欄にユーザーを入力すると条件にマッチしてグループにアサインされるかどうかを確認することができます。
    • image.png
  • 確認結果はそれぞれ以下のように表示されます。
    • 条件にマッチせずグループにアサインされない場合
      • image.png
    • 条件にマッチしてグループにアサインされる場合
      • image.png

特定のユーザーをルールから除外したい

特定ユーザー

  • 特定のユーザーのみを除外したい場合は Except The following usersに対象ユーザーを指定すればOKです。
  • image.png

特定のグループに所属するユーザー

  • 特定のグループに所属するユーザーを除外したい場合はExpression Languageを使う必要があります。
  • こんな感じ
    • image.png
    • この例では「sourceGroup1に所属している」かつ「excludeGroupに所属していない」ことを条件に記載しています。
      • よく見ると2つ目のisMemberOfGroupNameの前に「!」がついていることがわかると思います。
      • これが「所属していない」の否定の部分に相当します。
    • Expression Languageは使えるようになると結構便利です。

さいごに

ルールを使うことでグループのメンバー管理運用が楽にできるものもあると思います。
Expression Languageも是非使ってみてください。
以上で今回はおしまいです。ありがとうございました。

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