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「後で読む」サービスのwallabagを自分で建てよう

Last updated at Posted at 2020-10-29

wallabagを建ててPocketやInstapaperにサヨナラしよう

DropboxもどきのNextCloud、gmailもどきのrainloop、google calendarもどきのAgenDAVなど様々な「自分で建てちゃえ〜」はございますが、本日は「後で読む記事ストック」「ブックマーク代わり」に使えるwallabagのご紹介です。

wallabag.jpg

インストールしよう

dockerで建てる

以下の内容で建てます。

docker-compose.yaml
version: "2.2"
networks:
  wallabag:

services:
  wallabag:
    container_name: wallabag
    image: wallabag/wallabag
    hostname: wallabag
    volumes:
      - /どこか適当な場所/wallabag/data/:/var/www/wallabag/data/:rw
    environment:
      MYSQL_ROOT_PASSWORD: 下記のmysqlと同じpasswd
      SYMFONY__ENV__DATABASE_DRIVER: pdo_mysql
      SYMFONY__ENV__DATABASE_HOST: wallabag-db
      SYMFONY__ENV__DATABASE_PORT: 3306
      SYMFONY__ENV__DATABASE_NAME: wallabag
      SYMFONY__ENV__DATABASE_USER: wallabag
      SYMFONY__ENV__DATABASE_PASSWORD: 下記のsqlと同じpasswd
      SYMFONY__ENV__DATABASE_CHARSET: utf8mb4
      SYMFONY__ENV__MAILER_HOST: メールを出してくれる子のホスト名
      SYMFONY__ENV__MAILER_PORT: 同じくポート
      SYMFONY__ENV__MAILER_USER: 認証で使うユーザ名
      SYMFONY__ENV__MAILER_PASSWORD: パスワード
      SYMFONY__ENV__FROM_EMAIL: 差出人につかうメアド
      SYMFONY__ENV__DOMAIN_NAME: このwallabagのURL
      SYMFONY__ENV__REDIS_HOST: wallabag-redis
    ports:
      - "80:80"
    networks:
      - wallabag
    depends_on:
      - wallabag-db
      - wallabag-redis

  wallabag-db:
    hostname: wallabag-db
    image: mariadb
    container_name: wallabag-db
    volumes:
      - /どこか適当な場所/wallabag/mariadb/:/var/lib/mysql/:rw
    environment:
      MYSQL_ROOT_PASSWORD: dbのrootパスワード
    networks:
      - wallabag

  wallabag-redis:
    hostname: wallabag-redis
    container_name: wallabag-redis
    image: redis:alpine
    networks:
      - wallabag

上記のままだと80で露出するので、ちゃんとhttpsで聞いてくれるフロントも用意します。
そしてID wallabag, パスワードwallabagでログインして画面にしたがってポチポチと初期設定してください。

Pocketなどからのインポートも可能です。

ブラウザにプラグインを入れる

chrome系の方はこちら。

Wallabagger - Chrome ウェブストア

firefox系の方はこちら。

Wallabagger – 🦊 Firefox (ja) 向け拡張機能を入手

先程建てた自分のwallabagに行って、クライアントを登録してclient idとsecretを取得、コピペして入力します。

あとはそのアイコンをポチっとするだけで登録してくれます。

スマホにアプリを入れる

iOSのアプリがあります。
読むだけなら普通にsafariからでもOKですが、アプリを入れることによってsafariから共有アイコン経由で簡単に記事を登録できるようになります。

‎「Wallabag 2 official」をApp Storeで

androidは多分これ。使ってないので知りませんが。

wallabag - Google Play のアプリ

サムネイルを全部に追加しよう

標準ではwallabagは記事の最初のほうにある代表的な画像をサムネイルにしてくれます。
PDFやそのような画像が見つからない記事を登録すると、「サムネイル無し」になってしまいます。
これはちょっと悲しいので、「サムネイルが無い記事があったらサイトのスクショをサムネイルに登録」するコンテナをつくって定期的に走らせましょう。

おわり

クラウド全盛のご時世に自前で建てるという時代に逆行するようなお話かもしれませんが、自分でたてればゼロ円!
但し、リスクも自分で背負いますのであしからず😂

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