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この記事を見つけてくれてありがとうございます!
またお会いしましたね、こんにちは。
相変わらずうだつの上がらないブラック社畜です。
初めて御覧いただいた方は初めまして。
今週は「AIが電話を受けてくれる」というニュースがありましたが、私の電話は今日も「至急折り返して」の伝言でいっぱいです。
土曜日のテーマは「IT業務効率化」です。
この記事では、AIが代表電話を受けるサービスなど今週のニュース4つと、60代にも広がる生成AIの最新トレンドを紹介します。
特集では、世界で月2億6,500万人以上が使うデザインツール「Canva(キャンバ)」の使い方と注意点が分かります。
なお、この記事の締め切りだけは、どのツールを使っても自動で延びてくれませんでした。
1. 今週の業務効率化ニュース4選
LINE WORKSが「AIが代表電話を受ける」サービスを発表(10月15日)
ビジネス向けチャットのLINE WORKSは10月15日、AIが会社の代表電話を最初に受ける「LINE WORKSキャッチコール」を発表しました(Impress Watch報道)。
AIが電話に出て用件を聞き取り、文字にしてLINE WORKSのチャットやメールに知らせてくれます。
今の電話番号は変えず、専用の番号へ転送するだけで使えます。
料金は月8,900円(年1,800件まで)からの3プランで、10月19日から正式に提供されます。
さらに、2027年3月31日までに申し込むと、契約開始から1年間は無料です。
「電話のたびに作業が止まる」中小企業には、試してみる価値がありそうです。
freeeが「入社や異動をきっかけに仕事を自動で回す」機能を開始(10月15日)
会計や人事のクラウドサービスのfreeeは10月15日、「オートメーション機能」の提供を始めました(PR TIMES)。
入社や異動、各種の申請といった出来事をきっかけに、依頼の作成や進み具合の確認、催促までを自動で進める機能です。
最初は「freee従業員ポータル」から始まり、会計や請求にも順次広げる予定です。
総務や人事の方は、「催促メールを送るだけの時間」が減るかもしれません。
Google Meetで「会議のあとの作業」をワンタップで自動化(10月12日)
Googleは10月12日、オンライン会議のGoogle Meetで、会議後の作業を自動にできる機能を公式ブログで案内しました。
会議後の画面から、Gmailでの確認メールの下書きと、決まったやることをGoogleのToDoリストに書き出す作業をワンタップで設定できます。
会議中に「自動メモ」をオンにしておくことが条件で、対象はGoogle Workspace(Googleの仕事用ツールのセット)の一部の有料プランです。
「誰が何をやるんだっけ」と議事録を探し回る時間が、少し減りそうです。
【続報】Googleの「スキル」、仕事用ツールの中での配信が延期に(10月13日)
先週の記事で紹介した、Geminiの「スキル」(よく使うAIへの指示を保存して呼び出せる機能)の続報です。
Googleは10月13日、Geminiのアプリでは配信を始め、11月中旬までに配り終える見込みだと発表しました。
一方で、GmailやドキュメントなどWorkspaceの中で使うスキルは、「安全で信頼できる形で出すため」に配信を遅らせるとしています。
先週お伝えした「10月19日から残りの会社でも配信」という予定は白紙になり、新しい日程は未定です。
会社でスキルを待っている方は、今すぐ何かする必要はありません。
2. 最新トレンド:AIは「聞く道具」から「任せる相手」へ
60代でも約8割が生成AIを使っている
パソナグループが10月14日に発表した調査(登録者312人が回答)では、生成AIを使ったことがある人は76.9%でした。
60代でも77.1%、70代でも61.4%が使ったことがあると答えています。
働いている利用者の約7割は仕事でも使っており、使い道の1位は「調べもの・学習」でした。
また、株式会社OSIEが10月16日に発表した調査(Web関連の仕事をする200人が回答)では、ほぼ毎日AIを使う人が45.0%でした。
10人いれば4〜5人は毎日AIと一緒に働いている、というイメージです。
今週のニュースに共通する流れ
今週のニュースを並べると、AIの使い方が「質問に答えてもらう」から「作業を任せる」に移っているのが分かります。
- 電話:AIが受けて、用件を文字で知らせる(LINE WORKS)
- 社内手続き:依頼や催促を自動で進める(freee)
- 会議:終わったあとのメールとやることリストを自動で作る(Google Meet)
Microsoftも10月9日、Copilot(WordやExcelに組み込まれたAI)の資料まとめ機能で、毎日の要約や週ごとの報告資料づくりを予約して任せる機能を、近く先行体験向けに出すと案内しています。
筆者の考察ですが、これからは「AIに何を聞くか」より「どの作業をAIに渡すか」を決められる人が、早く帰れると見られます。
3. 今週の特集ツール:2.6億人が使う「Canva」
使っている人が多いという根拠
Canvaは、チラシ・資料・SNSの画像・動画などを、ブラウザやスマホで作れるデザインツールです。
米TechCrunchの2月18日の記事によると、Canvaは2025年末時点で、月に1回以上使う人が2億6,500万人を超えたと明らかにしました。
これは日本の人口の2倍以上にあたります。
日本語の公式料金ページにも、「600万以上のチームがCanvaを利用しています」と書かれています。
主な機能
- テンプレート:プロが作ったひな形を選び、文字や写真を入れ替えるだけで完成する
- プレゼン資料:スライドを作って、そのまま発表や共有ができる
- 共同編集:チームの人と同じデザインを同時に直せる
- AI機能:文章の下書きや、画像の作成・修正をAIに頼める
たとえるなら、「デザイナーさんの見本帳と画材道具を、まとめて借りられる部屋」です。
無料でどこまで使える?
10月17日時点の公式料金ページでは、次のようになっています。
| 項目 | 無料 | プロ | ビジネス |
|---|---|---|---|
| 料金 | 0円 | 1人あたり年11,800円 | 1人あたり年18,800円 |
| テンプレート | 160万点以上 | 360万点以上 | - |
| 保存できる容量 | 5GB | 100GB | - |
| AI機能の回数 | 最大20回 | 最大200回(高品質モデルの場合) | - |
1人でちょっとしたチラシや資料を作る分には、無料プランでも十分に使えます。
プロのプランは月にすると約1,000円で、ランチ1回分くらいの値段です。
料金は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで最新情報を確認してください。
向いている人と注意点
- 向いている人:社内のお知らせやチラシを、ワードやパワーポイントで苦労して作っている人
- 注意点1:素材の中に有料プラン専用のものが混ざっているので、使う前に確認する
- 注意点2:会社の資料に使う前に、情報システム部門のルールで使ってよいツールかを確認する
4. 社畜目線の考察:今日からできる2つのこと
その1:「電話・会議・催促」の時間を1週間メモする
今週のニュースは、どれも地味だけど時間を取られる仕事をAIに任せる話でした。
まずは1週間、電話・会議のあと・催促にどれくらい時間を使っているかをメモしてみてください。
1日30分なら、1か月で約10時間です。
その数字は、上司に「このツールを試したい」と相談するときの立派な材料になります。
その2:次の社内資料を、Canvaで1枚作ってみる
次に作る社内のお知らせを1枚だけ、Canvaのテンプレートで作ってみてください。
見た目が整うと内容まで良く見えるのは、資料もスーツも同じです。
まとめ
- LINE WORKSは、AIが代表電話を受けて用件を文字で知らせる「キャッチコール」を10月19日から提供する(申込時期によって1年間無料)
- freeeは入社や異動をきっかけに作業を進める自動化機能を始め、Google Meetは会議後のメール下書きとやることの書き出しを自動にした
- Googleの「スキル」は、Geminiアプリでは配信が始まった一方、Workspaceの中での配信は延期になった
- 60代でも約8割が生成AIを使ったことがあり、AIは「任せる相手」に変わりつつある
- 特集のCanvaは月2億6,500万人以上が使うデザインツールで、無料プランでも十分に試せる
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
少しでも「なるほど」と思っていただけたら、スキやフォローをいただけると、とても励みになります。
ちなみに、この記事を書いている間にも、私の席の内線は3回鳴りました。
AIの電話番は1年間無料だそうですが、私の電話番は、どうやら一生無料のようです。
参考にした情報
- Impress Watch(AI Watch)「LINE WORKSキャッチコール」(2026年10月15日):https://ai.watch.impress.co.jp/docs/news/2148473.html
- フリー株式会社 プレスリリース(PR TIMES、2026年10月15日):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002165.000006428.html
- Google Workspace Updates(2026年10月12日):http://workspaceupdates.googleblog.com/2026/10/find-your-routine-next-steps-on-post-meeting-screen-in-Google-Meet.html
- Google Workspace Updates(2026年10月13日):http://workspaceupdates.googleblog.com/2026/10/an-update-on-launch-of-skills-in-gemini-app-and-workspace.html
- Microsoft Copilot Blog「What's New in Notebooks」(2026年10月9日):https://techcommunity.microsoft.com/blog/microsoft-copilot-blog/whats-new-in-notebooks--october-2026/4559105
- パソナグループ プレスリリース(PR TIMES、2026年10月14日):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002321.000016751.html
- 株式会社OSIE プレスリリース(PR TIMES、2026年10月16日):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000148145.html
- TechCrunch(2026年2月18日):https://techcrunch.com/2026/02/18/canva-gets-to-4b-in-revenue-as-llm-referral-traffic-rises/
- Canva 料金プラン(2026年10月17日確認):https://www.canva.com/ja_jp/pricing/






