Jenkinsでの環境変数設定
Jenkinsでの環境変数設定には、全体的な設定と特定のジョブでの設定の2つの方法があります。
全体的な環境変数の設定
これらの変数は全てのジョブに適用されます。
- Jenkinsのメイン画面から「Manage Jenkins」を選択します。
- 「Configure System」を選択します。
- スクロールダウンして「Global Properties」セクションに到達します。
- 「Environment variables」のチェックボックスを選択します。
- 「Add」ボタンをクリックして新しい環境変数を追加します。それぞれの名前と値を設定します。
- 変更を保存します。
特定のジョブの環境変数の設定
これらの変数は特定のジョブにのみ適用されます。
- ジョブの設定画面を開きます。
- 「Build Environment」セクションをスクロールダウンして探します。
- 「Inject environment variables to the build process」のチェックボックスを選択します。
- 「Properties Content」フィールドに変数を入力します。これは "KEY=value" 形式で、各変数は新しい行に配置します。
- 変更を保存します。
注意: 特定のジョブに環境変数を設定する場合、そのジョブが環境変数を受け入れるように設定されていることを確認してください。
"Inject environment variables to the build process"オプションが見つからない場合、それは "Environment Injector Plugin"がインストールされていない可能性があります。このプラグインをインストールするには以下の手順を行います。
Environment Injector Pluginのインストール
- Jenkinsのメイン画面から「Manage Jenkins」を選択します。
- 「Manage Plugins」を選択します。
- 「Available」タブを選択し、「Environment Injector」または「EnvInject」を検索します。
- それを選択し、「Install without restart」または「Download now and install after restart」を選択します。
プラグインがインストールされた後、再度ジョブの設定ページを開き、"Inject environment variables to the build process"オプションが表示されていることを確認してください。
その他の注意点
プラグインが見つからない場合、または使用できない場合は、パイプラインスクリプトで環境変数を設定することを検討してみてください。