始めに
こんにちは、エム・ソフトのモバイルアプリ開発チームです。
前回のFlutterを用いたモバイルアプリの開発記事に引き続き、今回はFlutter SDKのバージョン管理ツールを紹介させていただきます。
Flutterについておさらい
Flutterとは、 Googleが開発したDart言語で使用されるiOSやAndroidといったマルチプラットフォームに対応したアプリケーションの開発ツールです。
詳しくは以下の記事をご確認ください。
Flutter SDKのバージョン管理ツール
Flutter SDKには、現在様々なバージョンがあります。
古いSDKバージョンでアプリ作成を行ったり、新しいSDKバージョンでアプリ作成をしなければならない状態になった時、SDKを入れ直して作業をするのは面倒だと感じますよね。
そんな時に、FVM(Flutter Version Manager)というFlutter専用のSDKバージョン管理ツールがあれば、SDKの切り替えがとても容易になります。
FVMの使用方法(macOS用)
※Homebrewがインストールされていること、VSCodeを使用することを前提とします。
FVMを使用するためには、大きく分けると以下4個の手順が必要になります。
①FVMのインストール
②FVMのパスを通す
③Flutterをバージョン指定でインストール
④VSCodeにFlutter SDKのパスを通す
①FVMのインストール
ターミナル上で以下コマンドを入力し、FVMをインストールします。

以下のコマンドでバージョンが表示されればインストールは問題なく完了しています。
私の場合は「3.1.3」と表示されました。
②FVMのパスを通す
.bash_profile or .zshrcにコマンドで以下のパスを記載し、.zshrcファイルを再読み込みします。
③Flutter SDKをバージョン指定でインストール
以下コマンドで任意のバージョンのFlutter SDKをインストールします。
以下のコマンドでFlutter SDKが無事にインストールできたことを確認します。
私の場合はFlutter SDK 3.19.5のパスが出力されました。
インストール後、以下のコマンドを入力することで、デフォルトで使用するFlutter SDKバージョンの設定ができます。
以下のコマンドで、インストール済みのFlutter SDKバージョン一覧を確認することができます。
私の場合のコマンド結果は以下の画像です。
④VSCodeにFlutter SDKのパスを通す
VSCodeのsettings.jsonを開きます。
⌘ + Shift + Pでコマンドパレットを表示し、「settings」と入力すると「基本設定: ユーザー設定を開く (JSON)」と表示されるので、選択するとsettings.jsonが開きます。
jsonに以下を追記します。
私の場合は、以下の画像の設定になっています。
プロジェクトのFlutter SDKバージョンを、以下のコマンドで設定します。
手順③で、デフォルトで使用するFlutter SDKバージョンを設定しているため、インストール済みのFlutter SDKが1つの場合、この操作は不要です。
Flutter SDKバージョンを複数インストールしている場合、「このプロジェクトでは、このFlutter SDKバージョンを使用したい」という場合は、以下のコマンドでFlutter SDKバージョンの指定が可能です。
実行すると、以下の画像のように現在使用しているFlutter SDKバージョンが表示されます。
以下のコマンドで、バージョンが変更できているか確認を行います。
番外編
環境構築には関係ありませんが、Flutter SDKのアンインストール方法もご紹介させていただきます。
以下のコマンドでアンインストールを実行できます。
まとめ
今回は、開発で実際に使用しているFlutter SDKのバージョン管理ツール「FVM」についてご紹介させていただきました。
Flutter SDKのバージョンがどんどん更新されていくので、プロジェクトごとにいちいちSDKのインストールをし直す必要がないのは大変便利です。
Flutterを用いたアプリケーション開発はプログラミング初学者の方にも大変おすすめです。
筆者はC言語を社内研修で学び、現場配属後にFlutterを学習しました。
Flutterの公式ページにチュートリアルがあるので、気になった方は是非一度確認してみてください!
いかがでしたでしょうか?
今回の記事を通してエム・ソフトをより深く知っていただくきっかけになれば幸いです!
ぜひ当社公式サイトも見てみてください!
https://www.msoft.co.jp/
https://en-gage.net/msoft_career/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。















