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【ポエム🍣】六本木の高級鮨店で学んだ「対話設計とコミュニケーションの極意」

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はじめに

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先日六本木にてとある高級鮨店に行ってきました。
このあと詳しく書きますが、そこで受けた接客やコミュニケーションには、エンジニアの世界にも通じるものがあると感じました。
その気づきをポエム形式でまとめています。気軽に読んでいただけると嬉しいです。

まず何があった?

あるWebメディアで、六本木の高級鮨店が若手職人の育成プロジェクトを実施していると知りました。
この企画では、店舗の一部を使って若手職人が格安で高級鮨を提供しています。
普段カウンター鮨に行く機会がない自分にとって、これは“文化体験”だと思い、即日予約をしました。

どんな感じだった?

何があって入店するに至ったかの話をしたので、その場での様子や空気感についてお伝えしていきます。
平日の昼過ぎということもあり、同時間の予約は私1人。
(結果的に、職人さんと1対1でじっくり会話できたことが記事化のきっかけになりました。)
担当の職人さんは非常に物腰が柔らかく、こちらが何も言わずともガリやお冷を補充してくださる気配りが印象的でした。
また、「どういうお客さんが多いですか?」「どんな会話が多いですか?」といった質問にも嫌な顔をせず丁寧に答えてくださり、終始安定したペースで握りを提供されていました。
さらに、他店との違いを拙いながらに話した際も「洞察力が鋭いですね」と穏やかに返してくださり、自然に会話のキャッチボールが生まれたのも印象的でした。

エンジニアにどう活かせる?

エンジニアに置き換えると、筆者はクライアント、職人さんはエンジニア、そしてお鮨はプロダクト——そんな構図が浮かびました。
このやり取りを通じて、特に大事だと感じたのは次の3点です。

  • 相手の発言をまず肯定で受ける – 否定から入らないことで会話が開く
  • 嫌な顔をせずに傾聴する – “聞く姿勢”が信頼を作る
  • 相手の言葉より前に必要なものを察知する – 潜在ニーズを拾う力

エンジニアがマネジメントや顧客折衝を担う上でも、鮨職人のような「場の空気を読み取る力」「会話から意図を見抜く姿勢」は、今後ますます重要になると感じました。

終わりに

カウンター越しに職人さんと対話していて感じたのは、「鮨職人は料理と接客を同時にこなす究極のマルチタスク職だ」ということでした。
高級店ほどお客の層も多様で、1人ひとりに合わせた会話設計が求められます。
私たちエンジニアも、チーム開発や顧客対応の中で“その瞬間の空気を読む力”が必要となるのではないかと感じました。
今回の経験を通じて、コミュニケーションの奥深さを改めて感じました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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