認証とアクセス
Snowsight(SnowflakeのWebインターフェース)を利用してデータベースを作成し,データベース,スキーマ,テーブルなどのオブジェクトへのアクセスを管理する方法を学ぶ.
データベースの新規作成
Snowsightでデータベースを作成
- Snowsightのオブジェクトブラウザを開く.
- データベースアイコンを右クリックし、新しいタブで開く.
- + データベースボタンをクリックし、データベース名を入力する.
- 作成ボタンをクリックする.
- データベース一覧に作成したデータベースが表示されていることを確認する.
作成したデータベースの確認
SHOW
コマンドを実行して作成したデータベースを確認する.
USE ROLE <create_db_rl>;
SHOW DATABASES LIKE '%{{your_db}}%';
ロールの切り替えとデータベースの表示確認
-
ロールを
LEARNER_RL
に変更する.- データベースが表示されなくなる.
- 再び
CREATE_DB_RL
に切り替える.- データベースが再度表示される.
データベースとスキーマ
- データベースはテーブルやオブジェクトをグループ化する.
- スキーマはデータベース内のサブグループ化に利用される.
- Snowflakeではデータベース作成時に以下の2つのスキーマが自動生成される.
- INFORMATION_SCHEMA: ビューを保持し,削除や移動が不可.
- PUBLIC: 空の状態で作成され,自由に編集可能.
所有権の移譲
PUBLIC
スキーマの所有権移譲
-
CREATE_DB_RL
ロールを選択. - 作成したデータベースの
PUBLIC
スキーマを選択. - 所有権を譲渡をクリック.
- 転送先として
LEARNER_RL
を選択.
データベースの所有権移譲
- 同様の手順でデータベースの所有権を移譲する.
- スキーマの所有権移譲を先に行うことが必要.
確認コマンド
所有権移譲後、以下のコマンドを実行して確認する.
DESCRIBE DATABASE {{your_db}};