\\\ みんせつ Advent Calendar 2022の第20日目の記事です ///
前回の記事はみんせつに入社して7ヶ月目のIさんの「Hello, Zenn!」でした。
Rubyも書きます、T郎です。
みんせつでは創業当初よりRuby on RailsでWebサービスを開発してきました。当初よりRuboCopを導入していました。
RuboCopを導入していました
はい、開発当初よりRuboCopを導入していました。ええ、実装開始してから、555営業日後に。
ということで、555営業日の間はRuboCopを一切使わない形でRubyコードの実装が推進されていました。
RuboCopを導入しました
はい。556日目にRuboCopを導入することにしました。そこからは各自開発環境などでマニュアルで実行してね。という日々だったようです。
RuboCopをCIに組み込みました。
そこから1050日ほど経過したある日突然CIに組み込むことにしました。当然、 --auto-gen-config
の結果をそのままTODOに残したままのスタートとなります。
Metrics/CyclomaticComplexityとは何か?
Checks that the cyclomatic complexity of methods is not higher than the configured maximum. The cyclomatic complexity is the number of linearly independent paths through a method. The algorithm counts decision points and adds one.
An if statement (or unless or ?:) increases the complexity by one. An else branch does not, since it doesn't add a decision point. The && operator (or keyword and) can be converted to a nested if statement, and ||/or is shorthand for a sequence of ifs, so they also add one. Loops can be said to have an exit condition, so they add one. Blocks that are calls to builtin iteration methods (e.g. `ary.map{...}) also add one, others are ignored.
def each_child_node(*types) # count begins: 1 unless block_given? # unless: +1 return to_enum(__method__, *types) children.each do |child| # each{}: +1 next unless child.is_a?(Node) # unless: +1 yield child if types.empty? || # if: +1, ||: +1 types.include?(child.type) end self end # total: 6
ということのようです。
Metrics/CyclomaticComplexity Max: 43からのスタート
--auto-gen-config
の結果を .rubocop_todo.yml
に入れたままのスタートでしたので、Maxの値は43だったのでした。
Max: 30にする
Maxを7かそれに近い値まで下げたいと思っていましたが、師走の忙しい時期です。同僚の時間をもらうわけにもいかないため、暫定でカットオフバリューを見積もりました。その結果、30でスタートしようということになり、 .rubocop.yml
に
Metrics/CyclomaticComplexity:
# Default: 7
Max: 30
# Exclude files too old files generated by former members (Max: 31-43)
Exclude:
- ‘hello.rb’ # https://github.com/topics/topics/pull/1234
- ‘world.rb’ # https://github.com/topics/topics/pull/5678
と追記することで対処して、2023年を迎えることにしました。※
(終わり)
※ と言いつつ、この記事を公開してから、クリスマス休暇が始まるまでには、さらに小さい値を指定していると思います。
\\\ みんせつ Advent Calendar 2022の第20日目の記事でした ///
明日の記事のタイトルは未定ですが、担当者に催促しておきます。