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【Docker】-v,--mount,docker-composeの対応についてマウントタイプ毎に整理する

Last updated at Posted at 2021-08-04

#docker runの-vオプションと--mountオプションについて
公式ドキュメントのヒントにはこのように書いてあります。

ヒント: はじめて利用する方は --mount を利用してください。 上級ユーザーは -v や --volume を用いることに慣れているかもしれませんが、--mount を利用するように心がけてください。 --mount の方が簡単に利用することができるとの調査もあります。

おそらく、-vコマンドはある程度ボリュームについて理解していないと、どのマウントタイプを使っていて、どんな挙動をするのかが分からなくなってしまうからでしょう。

#ボリュームタイプのマウントを使用する場合

-vを使用するパターン
docker run -d \
  --name devtest \
  -v myvol2:/app \
  nginx:latest
--mountを使用するパターン
docker run -d \
  --name devtest \
  --mount source=myvol2,target=/app \
  nginx:latest
docker-composeを使用するパターン
version: "3.3"

services:
 web:
   container_name: 'devtest'
   image: nginx:latest
   volumes:
     - myvol2:/app

volumes:
  myvol2:
    name : myvol2

docker-composeの場合、トップレベルのvolumesが「docker volume create」に対応します。
また、ボリュームタイプのマウントは、「docker volume ls」 で一覧を確認することができます。

#バインドタイプのマウントを使用する場合

-vを使用するパターン
docker run -d \
  --name devtest \
  -v "$(pwd)"/target:/app \
  nginx:latest
--mountを使用するパターン
docker run -d \
  --name devtest \
  --mount type=bind,source="$(pwd)"/target,target=/app \
  nginx:latest
docker-composeを使用するパターン
version: "3.3"

services:
 web:
   container_name: 'devtest'
   image: nginx:latest
   volumes:
     - ./target:/app

volumeタイプのマウントが<ボリューム名>:<コンテナのパス>だったのに対して、
bindタイプのマウントでは、<ホストのパス>:<コンテナのパス>になっています。


上記の二つ以外にもtmpfsというマウントタイプがあります。こちらはホストのメモリ上にデータを保存し、コンテナが停止すると削除されるため、使用用途は機密データを扱う場合などに限られます。

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