Theta
THETAPlugin

THETAプラグインパートナープログラムはじめました


1.はじめに

こんにちは、リコーの@mrtakadaです。

本日、RICOH THETAプラグインパートナープログラムを開始しました。

開発者の方々には是非このプログラムに登録し、THETAを活用していただきたいと思っていますが、


  • そもそもTHETAのプラグインって何?

  • どんなことができるの?

という方も多いかと思います。

そこで、まずはTHETAのプラグインが生まれた背景も含め、私たちがどんなことを目指しているのかを簡単にお話ししたいと思います。


2.THETAのプラグインはなぜ生まれたのか?

THETAは360度を一回の撮影で簡単に記録できるカメラデバイスです。

単機能に特化しているが故にシンプルであり、また360度すべて映っている画像の有用性から、様々な応用可能性を秘めています。

THETA_V.png

初代のRICOH THETAを2013年に発売して以来多くの企業・大学から、


  • THETAを〇〇に応用したい。どうすれば良いか?

  • 自社のシステムに連携するため、××の機能を追加してほしい

等々、多種多様な要望をいただいてきました。

しかし、リコーだけでその要望に応えていくことは到底不可能なため、2014年に無線LAN経由でTHETAをコントロールするためのAPI/SDKを公開し、世の中の優秀な開発者の方々にTHETAと繋がる数多くのスマホアプリを開発いただいてきました。

その中には、私たち自身がやりたかったけれど様々な事情で実現できなかったものもあれば、想定すらしていなかった機能・使い方もあり、外部の叡智を巻き込んで世界を拡げていく「オープンイノベーション」の凄さ、素晴らしさを体感することができました。

そして、、、

世界中の開発者と共に、もっともっとTHETAの可能性を拡げていきたい!

そう考えて生まれたのが「プラグイン」です。


3.THETAのプラグインでどんなことができるの?

THETA VはAndroidベースのOSのため、Android向けに開発したアプリが動作します。AndroidベースのTHETA向けのアプリをリコーではプラグインと呼んでいます。

通常のAndroidスマホと比べていくつか異なる点があるため若干の工夫が必要ですが、これまではできなかった「THETA(カメラ)内部をカスタマイズする」ことができるようになりました。

例えば、


  • THETAではできない単眼での180度撮影

  • USB I/Fを持つデバイスを接続してTHETAからコントロールする

  • 画像データをカメラから直接Webにアップロードしてリアルタイムで活用する

などなど。

業種業態に応じたビジネス応用機能から、ちょっと面白い個人向けの機能まで、これまで以上の自由度でアイデアを実現できるようになります。

また、開発したプラグインは7月にオープン予定のプラグインストアを通じて世界に発信できるようにしていきます。

gainenzu.png


4.プラグインの開発準備

プラグイン開発するための準備ですが、Androidアプリの開発環境さえあれば至って簡単です。

まずTHETA Vを用意いただき、下記リンクからプラグインパートナープログラムの内容をご確認のうえ開発者登録申請をお願いします。

RICOH THETA Plug-in Partner Program

そこで開発用としてシリアルナンバー申請したTHETAは、簡単な登録審査完了後、THETA用PCアプリから開発者モードにすることができます。

(ただし、開発登録したTHETAはメーカーサポート対象外になるのでお気を付けください!)

あとは通常のAndroidアプリとほぼ同じ要領で開発いただけます。

上述したようにAndroidスマホと比べていくつか異なる点がありますが、開発者登録いただいた方にはテクニカルな面でのオンラインサポートも用意していますので、公開済みのAPI/SDKと共にご利用いただくことで、スムーズにプラグイン開発を進めることができると考えています。

また、このQiita上でも開発に役立つ情報をどんどん発信していきますので、是非ご覧いただければと思います。


5.おわりに

THETAは無限の可能性を秘めたデバイスです。

その可能性を開発者の方々と共に切り拓いていくため、「できる限り多くの情報を公開し、開発をサポートしていく」という方針で今回のパートナープログラムを準備してきました。

プラグインを通じて皆様のアイデアを実現し、是非一緒に360度の素晴らしい世界を拡げていきましょう!

興味を持たれた方は twitterのフォローと

THETAプラグイン開発コミュニティ(slack)への参加もよろしくおねがいします。