「ここまでやり切らねばならない」を高い精度でやり切る
結局やり切ることが大事だった。
過程はうまくなくてもいい。やり切る精度と選球眼が大事だった。
やり切ることは、まだ人間のフィールドだと思う。
「あ~、あそこでもうちょっとやってたら、うまくいってたかもな〜。」
この後悔はよくない。
後悔は先に立たないし、意志のない妥協や先送りはだいたい失敗する。
AIは選択肢を出すが、決断はしない
AIはすごい。
指示に対して、あれやこれやを瞬時に返してくれる。
でも決めてはくれない。
- 何を採用するか
- リスクをどの程度受け入れるか
- 失敗したときに誰が責任を持つか
「これで行く」と決めるのは、結局人間になる。
そして日常では、完璧な正解が存在しないまま決めなければならない場面の方が圧倒的に多い。
この「決める力」は、AI時代に突然重要になったわけではなく、
そもそも昔から本質的な力だったと思う。
プロジェクトを前に進めるのも、ミスを出さないのも同じ
失敗の理由の多くは、ずっと力不足よりも手前にあった。
- 要件が曖昧なまま決めていない
- 技術選定で議論が終わらない
- リスクを恐れて判断を先送りする
- 何かがやり切れておらず、しばらく経って燃える
これらの反対側にあるのが意志決定だと思う。
- 情報が不十分でも仮決めする
- 後で修正すると割り切る
- 「どこまでやるか」を明確に決める
AIは判断材料を増やすことはできる。
迷いを断ち切って前に進める判断は、人間がやることだ。
「もう一歩踏み込む」ことは、人間がやるべきこと
「ここまでやればまあいいかな」で終わらせて、
後から後悔した経験は誰にでもあると思う。
- 「本当にこれでいいのか?」
- 「いや、もう一歩やろう」
この問いを、必要なだけ自分に投げ続けることが大事だ。
一方で、どうでもいいことに時間を使いすぎると、
本当にやるべきことができなくなる。
踏み込む判断と、切り捨てる判断。
その両方を見極める選球眼があれば何でもうまくいく。
おわりに
AI時代のシステムエンジニアは、「作業者」ではいられない。
- 決める
- 進める
- 責任を持つ
- やり切る
という、人間にしかできない役割が残っている。
AIがどれだけ進化しても、
人間は意志を持って決断し、最後までやり切れる存在でいよう。