1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

5分で読むReact豆知識 | 入門 | 第8回: state配列の更新

Posted at

はじめに

このシリーズは、Reactの公式ページなどから特に重要と感じたトピックを選び出し、何度でも読み返せるよう簡潔にまとめたものです。:orange_book:

進捗管理には「いいね」か「ブックマーク」がお勧め
さらに僕のモチベーションアップになります!:thumbsup:よろしくお願いいたします!:thumbsup:

シリーズ一覧はこちら

state配列の更新方法

配列の更新を行いたい場合は、新しい配列を作成し更新を行います。

0.なぜ新しい配列を作成するのか?
1.末尾追加
2.指定の要素削除
3.指定の要素置換
4.任意の位置への挿入
5.配列自体の変更(Sort,Reverce)

0.なぜ新しい配列を作成するのか?

例えば下記の場合、stateでエラーも発生せず無事に更新できているように見えます。

const [artists, setArtists] = useState([]);
...
artists.push({
  id: nextId++,
  name: name,
}

ただし、この場合だと更新用関数を使用していないため、再レンダリングが発生しません。Reactの書き方としてはルール違反していることになります。
stateの配列にsetArtistsを経由して追加したいだけの場合、どうすればいいでしょうか?
そこで配列のコピー(再定義)が必要になります。

const [artists, setArtists] = useState([]);
...
setArtists( 
  [
    ...artists, //配列をスプレット構文でシャローコピーします。
    { id: nextId++, name: name } //新しい情報を定義
  ]
);

1.末尾追加

スプレット構文を使用することで新しい配列の作成を行います。

setArtists([
  ...artists,
  { id: nextId++, name: name }
])

2.指定の要素削除

filterを使用し、指定した要素以外を抽出し配列の作成を行います。

setArtists(
 artists.filter(artist =>
   artist.id !== targetId
 )
)

3.指定の要素置換

mapを使用します。

setArtists(artists.map(artist => {
  if (artist.id === targetId) {
    // 対象のnameだけ変更
    return {...artist,name: 'change'}
  } else {
    // それ以外はそのまま
    return artist;
  }
}))

4.任意の位置への挿入

sliceを使います。
sliceは半開区間で処理対象が決定します。
例えば(0,1)で指定した場合は0以上1未満となり、0が処理対象になります。

const insertAt = 1;
setArtists([
  // インデックスが0の配列をコピー
  ...artists.slice(0, insertAt),
  // 新しい値の挿入
  { id: nextId++, name: name },
  // インデックスが1以上の配列をコピー
  ...artists.slice(insertAt)
])

5.配列自体の変更(Sort,Reverce)

配列を逆順にしたり、ソートしたりするのはmapやfilter等ではできません。
スプレット構文で配列をコピーしてから関数を使用し新しい配列をセットしましょう。

// Sort(昇順)
const sortedList = [...list].sort((a, b) => a - b)
setList(sortedList)

// Reverce
const reverseList = [...list]
reverseList.reverse()
setList(nextList)

参考サイト

より詳しく学びたい方はこちら

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?