はじめに
新卒1年目のときにAWSの認定資格を取得したところ、任される仕事の幅が少しずつ変わっていきました。
もちろん、資格を取っただけで急に何でもできるようになるわけではありません。ただ、少なくとも私の現場では「AWSの基礎をひと通り学んでいる人」として見てもらいやすくなり、これまでより一歩踏み込んだ案件にアサインされることが増えました。
この記事では、私が取得した資格と、その後に実際どんな仕事が増えたのかを整理して書いてみます。
新卒時点で持っていた資格
新卒で入社した時点では、持っていた資格は以下だけでした。
しかしながら、筆者は情報系大学院を修了しており、ITの基礎知識はある程度持っている状態でした。
- ITパスポート
ITパスポートはITの基礎知識を広く学べる資格ですが、実務で特定の技術領域を任せてもらうための強い材料になるかというと、そこまでではないと感じていました。
1年目で取得したAWS認定資格
1年目で、以下のAWS認定資格を取得しました。
- AWS Certified Cloud Practitioner
- AWS Certified Solutions Architect - Associate
それぞれ簡単に言うと、次のような位置づけだと思っています。
- AWS Certified Cloud Practitioner
- AWSのサービスや料金体系、クラウドの基本的な考え方を広く学ぶ資格
- AWS Certified Solutions Architect - Associate
- AWS上でどう設計するか、どういう構成が適切かをより実務寄りに考える資格
ここでいうアーキテクチャは、システム全体をどういう構成で作るかという設計のことです。どのサービスを使うか、どこに責務を持たせるか、可用性や運用性をどう担保するか、といった観点が含まれます。
資格取得後に増えた仕事
資格取得後、明らかに増えたと感じたのは次のような仕事です。
- AWSを使っている機能の機能強化
- アーキテクチャの見直し案件
また、マネージャーレイヤーとの会話でも、AWSの話が出てきたときに、ある程度理解している前提で話が進むことが増えました。
資格を取って良かったと感じた理由
資格を取って良かった理由は、資格そのものが評価されたというより、仕事につながる入口になったことです。
現場では、まだ実績が少ない若手に対して「何を任せられるか」を判断する材料が必要になります。そのとき、AWS認定資格を持っていることが、少なくとも以下のようなシグナルにはなったと感じています。
- AWSを体系的に学んだことがある
- クラウド周りの基礎用語を理解している
- 関連する案件に興味を持っている
特に若手のうちは、実務経験だけで強みを示すのが難しい場面があります。そういう意味では、資格は「できることの証明」というより、「この領域を任せる候補として見てもらうための材料」になりました。
まとめ
AWSの認定資格を取得してから、部署内の同期ではあまり担当していないような案件にアサインされることが増えました。
多少無理をした部分はありましたが、振り返ると、資格のメリットは「持っていること」そのものではなく、「仕事につながること」だったと思います。
もし若手のうちに何か一つ強みを作りたいなら、業務で使っている技術領域の資格に挑戦するのは十分ありです。少なくとも私は、それをきっかけに任される仕事が少し増えました。