CMSとは
Content Management Systemの略です。ウェブサイトに掲載するコンテンツ（テキスト・画像・レイアウト）を効率よく保存・管理することができるシステムのことを言います。
CMSにはtraditional CMSとheadless CMSがあります。
traditional CMS
従来のCMSのことを指します。バックエンドのみならず、フロントエンドも管理してくれるためエンジニアじゃなくてもサイトを作ることができます。代表的なサービスはWordPress。
headless CMS
フロントエンドの管理機能がないCMSのことを指します。フロントエンドはReactやVueなどのSPAで代用します。contentfulやmicroCMSなどのサービスがあります。
traditional CMSを使うメリット・デメリット
メリット
- エンジニアじゃなくてもウェブサイトを作ることができる
デメリット
- バージョンが古いと攻撃の対象になったりする
- 動的ファイルとコンテンツデータファイルのやり取りがあるため、表示に時間がかかる
headless CMSを使うメリット・デメリット
メリット
- デザインを自由にカスタマイズできる
- フロントエンドの改修を行いやすい
- 高いセキュリティーで設計できる
- 静的ファイルを表示するだけで良いので表示が速い
デメリット
- フロントエンドを書く知識が必要
どちらを選ぶべき？
自社にフロントエンドエンジニアがいる場合は、headless CMSを採用すべきでしょう。