LakeShoreとは?
ゲームをシーン単位に分割し、各シーンのスプライトをイベントベースでビジュアルプログラミングするオーサリングツールで、HTML5アプリとして書き出しするツールです。
公式サイト: https://www.egret.com/products/lakeshore.html
Lakeshoreはプログラミングを必要としない無料のゲーム作成ツールです。Lakeshoreの力で、誰もが素早くクールなゲームを作成できます。 Egretエンジンでは、LakeshoreのゲームはAndroid、iOS、Windows Phoneプラットフォームで動作します。
LakeShoreの基本概念
公式サイトの翻訳になります
公式サイト: http://developer.egret.com/cn/github/egret-docs/Lakeshore/manual/basicConcept/basicConcept/index.html
1. シーン
シーンはゲームの基本単位。開始位置、終了位置や各レベルは、シーンで表現します。 ゲームの進行に応じて、シーン間を遷移することができます。
2.スプライト
スプライトはイメージのコンテナです。ゲームシーンに静止画像を挿入する場合は、レンダリングしたい画像をスプライトに配置します。ゲームを作る際は、スプライトを動かして、画像の動き、変形、回転などの動作を実現します。
3.インスタンス
ゲームで操作できる基本単位。インスタンスには、テキストボックス、アニメーション化された文字、背景イメージ、画像を含むスプライトなどがあります。インスタンスは、、場所やサイズなどの属性が異なるものを複製することができて、独立して操作することができます。
5.ビヘイビアー
シューティングゲームであれば、飛行機を指でドラッグして移動することができたり、スーパーマリオであればマリオをキーで、ジャンプやしゃがんだりなどの操作することができます。それらを実現するためにビヘイビアーという機能があります。インスタンスにビヘイビアーを追加すると、そのインスタンスは設定したビヘイビアーに応じた振る舞いや反応が実装されます。たとえばインスタンスに弾丸ビヘイビアを追加すると、個別にイベントのトリガーや実装をしなくても、ゲームをはじめたら弾丸のように飛びます。インスタンスにドラッグビヘイビアを追加したら、指でスクリーンをドラッグして、インスタンスをドラッグすることができます。ビヘイビアを使うことで、ゲーム制作の難しさと複雑さを大幅に単純化することができます。
下の画像のように、ビヘイビアーはあらかじめプリセットでが用意されていて、インスタンスに貼り付けることができます。
6.イベントとイベントテーブル
ゲームのロジックを簡単に説明すると、どのような条件が満たされたときにどのようなことをすることです。これがイベントの基本的な構成です。たとえば、弾丸が敵機に当たると、敵機が爆発するのもイベントです。また、複数のイベントをイベントテーブルにまとめることで、ゲーム全体のロジックはイベントテーブルを通じて実装されます。
デモ
動画がアップロードできないので私のTwitterの貼り付けになりますが、それなりのものが動きます
プログラミング画面
シーンエディタ
こんな形でシーン内にインスタンスを配置したり編集したりします。
イベントエディタ
各シーンにてペインを切り替えるとイベント編集モードになります。