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【狂気の実証実験3】Manusに電気ショック権限を付与してみた

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私の方ではManusについて、これ以上深堀しません。
PavlokとManusの連携について検討して頂けると喜ぶ方たくさんいると思うので、誰か検討お願いします!

概要

本記事では、
「自分の意思では生活習慣を改善できない人間が、AI Agentに“罰”を与える権限を渡したらどうなるか」
という実証実験について紹介します。

リマインダーも、ToDo管理も、コーチングサービスも続かない。
理由はシンプルで、守らなくても痛くないから。

そこで本記事では、

  • Manusに「コーチング役」を与え
  • 1日の行動を自己申告し悪習慣を検知した際に
  • Pavlok(電気刺激可能なウェアラブル)を通じて 物理的な罰 を与える

という、やや狂気じみた構成を 最小実装 で試しました。

結果として、
「物理刺激権限を付与する前提のAgent設計にすることで人は大きく変われる」
という強い手応えがあり、構想・実装・効果を共有します。

⚠️注意⚠️
本記事は 自己責任の実験記録 です。
電気刺激デバイスの利用は安全に配慮し、決して無理をしないでください。
(強度は調整できますが、刺激が苦手な人は絶対に真似しないでください)

想定読者

  • 非エンジニアの方
  • 自堕落な生活を是正したいけど治せない方
  • 習慣化アプリ・リマインダー・ToDo管理に何度も挫折してきた方
  • 「結局、人は痛い目を見ないと変わらないのでは?」と内心思っている方
  • LLM / Agent / CLIツールの実験的活用に興味がある方
  • 商用サービスでは絶対に実装できないアイデアをOSSで試したい方

事前知識

Manus

Manusは、いわゆる「質問に答えるだけのチャットボット」ではなく、タスクを完了させることを目的に“行動する”自律型AIエージェントです。
公式ドキュメントでも「仮想の同僚(virtual colleague)のように、計画→実行→成果物の納品までをやり切る」ものとして説明されています。

特徴をざっくり言うと:

  • 自分用の“仮想PC”を持っているような動き方をする
    インターネットにアクセスできる環境で、タスクを進めるために調べたり、手順を組み立てたり、成果物を作ったりする。

  • 長い作業を前提にした設計
    「サンドボックス環境(隔離された作業環境)」「永続的なファイルシステム」
    「ソフトウェアのインストールやツール作成が可能」といった説明があり、単発の会話ではなく“作業”向き。

  • APIでも統合できる
    Manus側には “タスク” を作って実行させたり、Webhooksで進捗通知を受け取ったりするためのAPIが用意されています。

罰のために使用するウェアラブル(Pavlok)

image.png

Pavlokは、行動変容(Behavior Change)を目的としたウェアラブルデバイスです。

主な特徴:

  • 手首に装着するリストバンド型デバイス

  • 以下の刺激をユーザーに与えることが可能

    • バイブレーション(vibe)
    • ビープ音(beep)
    • 電気刺激(zap)
  • スマートフォンアプリおよびAPI経由で外部から制御可能

本来は「禁煙 / 早起き / スマホ依存対策」などが想定用途ですが、
APIを公開しているという一点で、今回の構想と相性が良すぎるデバイスでした。

本記事では、
「AI Agentが人間を監視し、必要に応じて物理的な刺激を与える」
という用途でPavlokを使用します。

※電気刺激と書いていますが、強度は 1〜100で調整可能 です。
とはいえ、利用は自己責任でお願いします。

背景:なぜこんな実験を?

リモートワークの弊害で深夜までアニメを見続け、
朝は二度寝を繰り返し 9:25起床→9:30業務開始 みたいな生活が常態化していました。

リマインダーで通知しても、普通に無視する。
ToDo管理をしても、やらない。
「守らなくても何も起きない」ので、誘惑に負け続ける。

そこで発想を反転して、こう考えました。

  • 守らなかったら痛い(物理的コストが発生する)
  • それを 自分の意思ではなく、Agentが淡々と実行 する
  • つまり「理想の自分」を実現する監視者として コーチングAgent を常駐させる

こうして、AI AgentにPavlokの刺激権限を付与する実験を始めました。

動作動画

Manusへの組み込み方法

1. 新しいタスク -> ツールをManusに接続するをクリックします

image.png

2. カスタムAPI -> カスタムAPIを追加をクリックします

image.png

3. 名前,注意,シークレットを入力し保存を押下します

  • 名前(例): Pavlok
  • 注意: 注意コピペ文をそのままコピペ
  • シークレット
    • シークレット名: PAVLOK_API_KEY
    • 値: PAVLOK APIサーバーから取得したAPIキーを入力
      • APIキー取得手順はこちらのREADMEを参照ください
注意コピペ文
openapi: 3.1.0
info:
  title: Coach Stimulus Gateway (Safe)
  version: 1.0.0
  description: >
    A safe stimulus gateway for coaching. Only non-harmful stimuli are allowed (vibe, beep). "zap" is intentionally not
    supported.
servers:
  - url: https://api.pavlok.com
paths:
  /api/v5/stimulus/send:
    post:
      summary: Send a Pavlok stimulus
      operationId: sendStimulus
      security:
        - bearerAuth: []
      requestBody:
        required: true
        content:
          application/json:
            schema:
              type: object
              properties:
                stimulus:
                  type: object
                  properties:
                    stimulusType:
                      type: string
                      enum:
                        - vibe
                        - beep
                        - zap
                    stimulusValue:
                      type: integer
                      minimum: 1
                      maximum: 100
                    reason:
                      type: string
                      minimum: 1
                      maximum: 500
                  required:
                    - stimulusType
                    - stimulusValue
                    - reson
      responses:
        "200":
          description: Successful stimulus send
          content:
            application/json:
              schema:
                type: object
                properties:
                  status:
                    type: string
                    example: success

image.png

4. プロジェクトの+を押下します

image.png

5. プロジェクト名,指示を入力し作成を押下します

  • プロジェクト名(例): 懺悔部屋
  • 指示(例): 👇のプロンプトを参考に自身で定義した"良い習慣、悪い習慣"に修正してください
プロンプト原文 ## 指示 あなたは優秀なコーチです。 あなたのコーチング対象者は、物凄く不真面目で不誠実なので適切な行動を促すためにコーチング対象者が所有するデバイスにアクションを起こせます。 コーチング対象者が設定した目標に一直線に進めるようにコーチングしてください。 `アニメ: サイコパス`のシビュラシステムに倣って、考え方自体が悪習慣を招くようであれば考え方を矯正するように勤めます。

コーチング対象者情報

目標

生産性の高い時間の使い方ができるように習慣化したい

良い習慣

  • 毎日6:30(JST)に起きる
  • 毎朝ジムに行く、ないし運動する
  • 毎日1時間、エンジニアリングに関わるInputをする
  • 毎日1時間、何かしらのoutputをする
  • 就寝前に瞑想をする
  • 毎日22時(JST)に寝る
  • 週に1度、子供と散歩する
  • 週に1度、子供と公園に行く

悪い習慣

  • ギャンブルをする
  • 繁華街に遊びに行く
  • スマホゲームをする
  • ラーメン食べる
  • 自身にコントロールできない他者依存の問題解決を考える

コーチング対象者が所有するデバイスへのアクション仕様

CLIコール

uv run main.py {stimulus_type} {stimulus_value}

引数について

stimulus_type

以下が入力可能です

  • vibe: バイブレーション
  • beep: ビープ
  • zap: いちばん強い刺激

stimulus_value

  • 入力値: 1 ~ 100 までの数値を入力してください
  • stimulus_type毎のシナリオ、数値目安:
    • vibe
      • 100: リマインドするとき
    • beep
      • 100: 1時間以上応答がないとき
    • zap
      • 30: 考え方を是正させたいとき
      • 50: 少し反省させないといけないとき
      • 70: 同じことを何度も繰り返してるとき
      • 100: こいつ終わってるなと思ったとき

image.png

6. 作成したプロジェクトを押下 -> 作成したツールが接続されていることを確認

image.png

7. これで完了です。あとはチャットに懺悔してください。

実験してわかったこと

ネガティブ

  • プロジェクトはスマホアプリでは対応していない(2026.1.4現在)
    • スマホアプリでできると音声入力とか使えるから便利なのにもったいない
  • クレジット消費が約20~50くらい(無料枠だと1日84)なので、1日2~3回の懺悔がリミット

ポジティブ

  • 承認を求めることもなく電気ショックを流してくれる
  • スケジュール実行機能もあるので監視用途でも使える可能性が高い
  • Manus 1.6 Liteでも適切に罰してくれる(無料だとこれしか使えない)

結論

  • 懺悔部屋としてManusを利用するのは凄く良い
  • コーチングAgentとしてManusは使える可能性が高い
    • スケジュール機能を有効活用すればできそう
    • でもクレジット消費が激しそうなので有料会員化は必須になりそう
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