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LLMOを制して新時代の覇権を握ろう!

Last updated at Posted at 2025-06-18

タイトルは「~握ろう!」とポップなテイストなのに主張はいかつい、というギャグです。

閑話休題。
結論を言えば、これから検索エンジンは暗黒期に突入します。
一方でLLMは黎明期真っ盛。
今のうちからLLMに注力して、新たなステージでポジションをとりましょう!

はじめに

この記事では、LLMO(Large Language Model Optimization ≒ AI最適化)についてざっくり解説します。
とはいえ、ご存知の通りAIは複雑です。
多分、Googleの検索アルゴリズムよりも複雑です。

あくまで現時点での覚書としてゆるくお楽しみください。

llms.txt を設置しよう!

実は、現時点で言える確からしいことはこれしかありません。
これ以外はほとんどがSEOでも言われてきたことの焼き直しです。
しかも、効果の程は未知数です。

とはいえ特にマイナスの要素はないので、祈るような気持ちで設置しましょう。

SEOに注力しよう!

はい、結局。
現在GoogleのAIOでは、80%くらいの確率で検索結果の上位3サイトの情報が、99%くらいの確率で上位10サイトの情報が用いられているそうです。

まだ見ぬGoogleのAIモードではもう少し低いという話も聞きますし、AIOに限っても違った検証結果はあります。

とはいえ、検索エンジンとAI、いずれも「良いコンテンツをユーザーに提供して満足度を上げる」のが目的のはずなので、それほど大きく違ったものにはならないでしょう。
検索エンジンは暗黒期に突入するなんて言っても、結局まだまだSEOは健在です。

ぱっと思いつくところでいえば、つぎのようなテクニカルSEO的な部分はおよそ共通しそうです。

  • クオリティの高いコンテンツ
    • EEAT
      • Experience(経験)
      • Expertise(専門性)
      • Authoritativeness(権威性)
      • Trustworthiness(信頼性)
  • クローラーが回遊しやすいサイト設計
  • サイト表示速度(Core Web Vitals)の最適化
  • 構造化データの整備

構造化データと言えば、SEOで絶大な効果を誇った(?)Q&A形式のコンテンツはAIとも食い合わせが良さそうですね。

SNSに注力しよう!

これも昨今、SEOの文脈でも良く言われる部分です。
フォロワーが多いから権威性がある、名前や所属を明かしているから信頼性がある、みたいな話ですね。

LLMは後発であることや広告ビジネスが絡んでいない分、こちらを重視する線は大いにあります。

余談ですが、現在AI先進国アメリカでは、意外にもAIに奪われた検索エンジンユーザーは3%程度で、85%程度は依然検索エンジンを第1選択肢として利用しているそう。
そして、残りの12%程度を奪ったのがSNSだとか。

そういう意味では、LLMOを制する前にSNSを頑張ったほうが4倍よさそうな気がしてきました。

さいごに

さいごに冒頭の「検索エンジン暗黒期」についてですが、厳密には検索エンジン・AIともに(Webマーケ的な意味で)波乱の暗黒期を迎えると思っています。
というのも、AIはハルシネーションといういかんともしがたい問題を抱えており、これがすでに検索結果を汚染し始めているように思います(特に非YMYL領域)。

こうなるとGoogleの検索結果の信頼性は揺らぐ一方ですが、現状のGoogleにこれを打開できるイメージが持てません。

インターネット老人会じみた話題ですが、かつてWELQ問題というものがありました。
ざっくりいえば、人間によるハルシネーション波状攻撃に耐えかねたGoogleが「大企業・専門機関の優遇」という苦肉の策で急場をしのいだという事件(?)です。
この傾向は十年近い年月が経った今日もGoogle公認の課題として残り続けています。

今度はその大企業が率先してAIを導入しているので、これはもう手のうちようがないのでは……? というのが個人的な印象です。

Redditやnoteとの提携の例もありますし、EEATに振り切るというか、完全に個にフォーカスするような形になるのも面白いなぁとも思うのですが、ビジネス的に成立しない気がします。

いっそ自動運転のレベル3のように「万一ハルシネーションを起こした際はAI事業者がすべての責任を負う」ようなシステムになれば、一気に形勢がAIに傾く気もしますが、法整備の問題もありますし、あまり現実的には思えません。

「さいごに」でめちゃくちゃ文字文字しくなりました。

考えてもよくわからないので、とりあえずタイトルでボケてみたり、そのボケを自ら説明してみたり、AIがやらなさそうな逆張りでお茶を濁そうkと思います。

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