Mac OSX El Capitanにて、Persistence付きのKali Linux live USBを作成します。
Prerequisite
Kali Linux ISO file
下記、URLから’Kali 64bit のISOを選択。現時点でのVersionは'2017.1'でした。
USBドライブ
買ってきてください。私は16GBを用意しました。
Step 1 : USB Drive Formatting
Mac付属の'Disk Utility'を使用して、USBドライブのフォーマットを行います。
USBドライブを挿した後、Disk Utilityを見ると、'NO NAME'みたいな名前で、認識されていると思います。
その一つ上の階層を選択してハイライトした後、'Erase'をクリック、
- Name : NAME_YOU_LIKE
- Format : MS-DOS (FAT)
- Scheme : Master Boot Record
以上を選択したら、また'Erase'をクリック。
*'Scheme'が出てこない場合は、一旦USBドライブを抜き差ししてみてください。
Step 2 : Kali Linux Installation
Kali LinuxをUBSにインストールします。
'Terminal'を開いて、
diskutil list
/dev/disk3 (external, physical):
#: TYPE NAME SIZE IDENTIFIER
0: FDisk_partition_scheme *15.4 GB disk3
1: DOS_FAT_32 NAME_YOU_LIKE 15.4 GB disk3s1
で目的のUSBドライブの名前を確認し、(NAME_YOU_LIKE)で置換したあなたが決めた名前になっているはず。
#0になっているIDを確認して、下記コマンドの入力。
diskutil unmountDisk /dev/disk3
Unmount of all volumes on disk3 was successful
と出たら完了。
*'disk3'は環境によって異なります。
sudo dd if=~/Downloads/kali-linux-2017.1-amd64.iso of=/dev/rdisk3 bs=1m
Passwordを聞かれるので入力したら、何も表示されませんが、しばらく待ちます。
おおよそ6分かかりました。
real 6m4.050s
user 0m0.027s
sys 0m1.621s
diskutil eject NAME_YOU_LIKE
Step 3 : Make Persistence Region on USB Drive
shut downした状態のMacにUSBドライブを挿して、起動ボタンを押す。
その直後から、left optionキーを押し続けると、
起動可能なドライブの選択画面が出現する。(ここでoptionキーを離す)
EFI Boot -> Live System (persistence, ...) と選択。
Terminalを起動して、
gparted
と入力してreturn。
出現したgpartedのwindowで、
現在挿しているUSBドライブのうち、Kali Linuxの入っていない領域をを選択する。
File System : unallocated になっているはずです。(あとは容量で確認)
選択後、メニューバーから'pertition' -> 'New'
Label : persistence
に書き換え、
'Add'をクリック。
'Edit' -> 'Apply All Partitions'
終わったら'Close'
先ほど、unallocatedになっていた、Partitionに名前がついていると思います。e.g. /dev/sda3
これをメモしておいて下さい。
その後、GPartedも閉じる。
そうすると、Terminalに戻るので、下記を入力
/dev/sda3のところは、先ほどメモした、Partition名を入力して下さい。
mount /dev/sda3 /mnt
echo “/ union” > /mnt/persistence.conf
umount /dev/sda3
reboot
再び、Kali LinuxをPersisitenceモードで起動したら、適当に、新規ファイル作成やWifi設定などを行ってみて下さい。
もう、再起動しても設定が消えないはずです。
ありがとうございました。