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CloudWatch Logsと連携するMCPが出てた!

Posted at

見つけました。

Log Analyzer with MCP

構成図がありました。

image.png

シンプル!

どんな機能があるかというと、

  • CloudWatch ロググループを参照および検索する
  • CloudWatch Logs Insights クエリ構文を使用してログを検索する
  • ログの要約を生成し、エラーパターンを特定する
  • 複数の AWS サービス間でログを関連付ける
  • Claude のようなアシスタント向けに AI 最適化されたツール

やってみましょう。

インストール

GitHubからCloneしてライブラリーを取得します。

git clone https://github.com/awslabs/Log-Analyzer-with-MCP.git
cd Log-Analyzer-with-MCP

uv sync
source .venv/bin/activate

Claude Desktopなどの設定は、このように行います。

{
    "mcpServers": {
        "Log-Analyzer-with-MCP": {
            "command": "{絶対パス}/.venv/bin/python",
            "args": [
                "{絶対パス}/src/cw-mcp-server/server.py"
            ]
        }
    }
}

やってみた

ツール

ツールは全部で6個あります。

  • correlate_logs
    共通の検索語を使用して、複数のAWSサービス間でログを相関させます。
  • filter_log_events
    ロググループ内のすべてのストリームにわたって、パターンでログイベントをフィルタリングします。
  • find_error_patterns
    ログ内の一般的なエラーパターンを見つけます。
  • list_log_groups
    利用可能なCloudWatchロググループを一覧表示します。プレフィックスによるフィルタリングも可能です。
  • search_logs
    CloudWatch Logs Insightsクエリを使用してログを検索します。
  • summarize_log_activity
    指定された期間のログアクティビティの概要を生成します。

こんなことができます。

Lambdaに関するロググループを取得して

image.png

リソース

あまりMCPで取り上げられませんが、リソースにも対応しています。
このボタンをクリックします。

image.png

image.png

image.png

すると、添付ファイルがセットされます。

image.png

内容はこんな感じです。
image.png

すごく凝っているわけではないですが、どのように分析するかの内容が記載されています。

bedrock-invoke-logging-us-east-1 ロググループから、以下の CloudWatch ログを分析してください。

まず、ロググループに関する情報をいくつか取得します。
1. ロググループの基本的な構造を把握し、ログの形式を理解してください。
2. 最近のエラーがないか確認してください。
3. ログボリュームのメトリクスを調べてください。
4. 最近のログのサンプルを分析してください。

この情報に基づいて、以下の作業を行ってください。
- 繰り返し発生するエラーや例外を特定してください。
- 異常なパターンや異常を探してください。
- 見つかった問題の根本原因を提案してください。
- 問題を解決または軽減するためのアクションを提案してください。
- パフォーマンスやリソース使用率に関する分析情報を提供してください。

必要に応じて、以下の追加情報をお知らせください。
- 他のサービスのログとの相関関係
- 分析対象期間のより具体的な指定
- 特定のエラーメッセージやイベントのクエリ

チャット欄には特に何も入力せず、処理を開始させます。
ただ、トークンが超過しているのか、無料プランではエラーになりました。

image.png

そのため、Streamliで画面を作成して動作させてみました。

image.png

わかりやすく分析してくれます!

ログを扱う性質上、かなり大量のデータを扱ってる雰囲気です。トークン消費量がちょっと気になりますね。

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